インテルキャンパス:ボスニア・ヘルツェゴヴィナを訪問

イタリアから飛んだ代表団は首都サラエヴォを訪問した後、西南部のドマノヴィチ市へ

[ミラノ] インテルキャンパスのプロジェクトマネージャー、クリスティアン・ヴァレーリオとコーチのユーリ・モンザーニ、シルヴィオ・グアレスキがボスニア・ヘルツェゴヴィナへ飛び、首都サラエヴォで新規にセンターを発足させた。今回、現地パートナーとなったのはグルバヴィツァ地区に本拠地を置くNGO、“Sprofondo-bezdan”。この組織は老人のケアから児童の保護まで幅広く手掛ける非営利団体で、数件の地元の児童養護施設でも活動を行っている。本拠地の隣に位置するセメントのグラウンドでは多様民族、多様宗教の少年少女約80名がスポーツを通じて交流しているが、これからはインテルのチームカラーがこの子たちの新たな共通点となるのである。

サラエヴォの次に、インテルキャンパス代表団はボスニア・ヘルツェゴヴィナ西南部のドマノヴィチ市を訪問した。クロアチアとの国境に近い地区であるだけに民族と宗教の対立が激しく、人口2000人で55パーセントがボスニア系/イスラム教、35パーセントがクロアチア系/カトリック、10パーセントがセルビア系/ギリシャ正教会のこの町では、学校内でもムスリムのフロアとキリスト教のフロアが別々に設けられているくらいなのである。

このドマノヴィチ市にセンターを作ったインテルキャンパスの目標は、異なる民族/宗教の人々の対話を活性化させること。そもそも、子供たちは問題なく一緒に遊びたがる傾向があるが、どちらかという親が交流を嫌がる様子が伺える。現時点では、約40人の少年少女がインテルキャンパスの活動に参加しており、イスラム教とカトリックの家族出身の子供たちが仲良く遊んでいる。ここでも、インテルに対する情熱が共通点となって、好ましい発展が生まれていくことが願いである。

広報部


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