［ミラノ］ （データ提供：Football Data）2011ｰ12シーズンに前半戦のアウェーでのダービーを1−0で勝ち、後半戦のホームでのダービーを4−2で制したネラッズーリは、今夜の勝利でダービー3連勝を果たしたことになる。これはインテルが2009年2月から2010年1月にかけて、セリエA・08−09シーズン後半戦で2−1、09−10シーズン前半戦で4−0、後半戦で2−0で勝ってダービー3連勝を挙げたとき以来の出来事である。
インテルは2年連続でミランホームでのダービーで失点を喫していないが、前例は70年代〜80年代にさかのぼる。当時のネラッズーリはアウェーでのダービー4試合で無失点を保ったのだった（セリエA・1979−80／コッパイタリア1980−81／セリエA・1981−82、の3試合で1−0で勝利、セリエA・1983−84は0−0のスコアレスドローの結果）。
セリエAで264試合出場／21得点を誇るワルテル・サムエルにとって、ダービーでゴールを決めたのは今日が初めて。なお、今夜でセリエAで90試合出場を達成した長友佑都は、イタリアに来て以来初めての退場を経験した。
この月に行われるダービーはインテルにとって有利みたいで、今夜の試合を含めた計27回の『10月ダービー』で、ネラッズーリは13勝6敗8分の成績を出している。
なお、インテルのアウェーゲーム連勝は止まることを知らない様子で、今夜のダービーで2012−13シーズン・セリエA／UEL合わせて7アウェーゲーム中7試合を勝利で飾ったことになる（失点は1点のみ）。アウェー7連勝は2006−07シーズン以来の出来事である。
広報部
