[ミラノ] ちょうど12時間後に"ジュゼッペ・メアッツァ"スタジアムで開催されるミラン対インテル戦は、1929-30シーズンのイタリア一部リーグ統一以来、192回目のダービーとなる。これまでミランホームで行われたのは93戦で、そのうちインテルが勝利を収めたのは35回、ミランが勝ったのが32回、引き分けは26回。
Football Data提供の数字を見ると、この83年の間、10月に計26回の公式ダービーが行われており(セリエAで24回、コッパイタリアで2回)、インテルの成績は12勝6敗8分である。最後の10月のダービーは2006年10月28日のミランホームでのセリエA戦で、そのときはクレスポ(17分)、スタンコヴィッチ(22分)、イブラヒモヴィッチ(47分)、マテラッツィ(69分)が決めてインテルが4−3の勝利を手にした(ミランはセードルフ、ジラルディーノ、カカーが得点)。10月に行われたダービーで最後にミランが勝ったのは、2003年10月3日の出来事(3−1)。これはインテルホームの試合だったが、ミランホームでロッソネーリが10月ダービーを最後に制したのは1984年10月28日のセリエA戦だった(2−1)。なお、ドローの結果で試合終了となったのは2004年10月24日(ミランホームで0−0)が最後。
ミランはこれまでのセリエA・2012ー13シーズンで最も少ない数の選手が得点しているチームである。現に、決めているのはエル・シャーラウィとパッツィーニの2名だけ。一方、インテルでは今季カンピオナートですでにカッサーノ、コウチーニョ、ミリート、パラシオ、ペレイラ、スナイデルが得点している。
アウェーゲーム6連勝中のインテルは、現時点でヨーロッパリーグのハイデュク戦(3−0)とヴァスルイ戦(2−0)、セリエAのペスカーラ戦(3−0)、トリノ戦(2−0)、キエーヴォ戦(2−0)、そして先日のUELネフチ戦(3−1)でアウェー勝利を手にしている。最後に黒星となったアウェーゲームは、昨シーズン5月13日のローマの"オリンピコ"でのセリエA・ラツィオ戦(1−3で敗北)。インテルは今夜のミラン戦でも勝てばアウェー連勝が7に伸びるわけだが、これを上回る成績を見るには2006−07シーズンにさかのぼる必要がある。当時のインテルは12月から3月にかけて、セリエAとコッパイタリアで合わせてアウェーゲーム9連勝を達成したのだった。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督が公式試合でアンドレア・ストラマッチョーニと対戦したのは一回だけ(2012年5月6日の昨季セリエA・インテル対ミラン戦、インテルが4−2で勝利)。一方、アッレグリ監督がインテルと対戦するのは今夜で10回目で、これまでの成績は4勝4敗1分で完全なタイといったところだ。
今夜のダービーの主審、パオロ・ヴァレーリ氏が笛を吹いた試合では、インテルはこれまで2勝2敗5分の成績を残している。一方、ミランは同レフェリーが主審を務めた試合で一回も負けたことがない(6勝0敗1分)。
広報部