[ミラノ] 20日、インテル下部組織のトレーニング施設"ジャチント・ファッケッティ"センターで、"Inter Friendship Cup"と名付けられたUー15親善大会が開催された。ベノア・コウエが監督を務めるインテルのジョヴァニッシミ世代チーム、米国シアトル市のチーム"クロスファイアー"、そしてインド最大規模の少年サッカー大会"Tata Tea Jaago Re Inter Milan Soccer Star"の最優秀選手16名で結成されたチームが対戦した。
実際、大会に優勝したのはコウエ率いるインテルだったが、フランチェスコ・トルドが参加した表彰式では2位の"クロスファイアー"と3位のインド選抜チームもカップを授与された。
大会終了後、インテルアカデミーのテクニカルディレクター、マルコ・モンティはこの結果はイタリア、アメリカ、インドでのユースサッカーの状況を反映していると説明した。「インテルがこの中で最も優れているチームだというのは、予想されていたことです。"クロスファイアー"はインテルアカデミーとして2年間にわたって指導をしてきているチームですが、米国のユースサッカー界では最も進んだクラブのひとつです。インドの少年たちは、その活気と積極的に参加したいという姿勢を評価すべきです。フィジカル面、戦術面でまだまだやるべきことはたくさんありますが、我々としてはサッカースクールで貢献できることが願いです」
今回、 "クロスファイアー"とインド選抜チームの少年たちは"ファッケッティ"センターで7日間のキャンプを行っているが、これには日本の最も重要な教育機関のひとつ、東京の"総合学院テクノスカレッジ"の指導者も参加している。昨夜は大会終了後、全員でサン・シーロに足を運んでインテル対ルビン・カザンを観戦したが、日本人のトシオ・カメタ、ヒロユキ・オグラ、ケンタロウ・オオニシ、ダイスケ・ハトノの4名は長友佑都の同点ゴールに人一倍エキサイトしていた。
広報部