ストラマッチョーニ:「良い滑り出しだが、謙虚さが必要」

「長い道のりの最初の一歩に過ぎない。カッサーノは信頼に応えるパフォーマンスを見せてくれた」

[ペスカーラ] 「嬉しいですよ。最初の一歩に過ぎませんが、嬉しいです」。白星発進となったセリエA・2012ー13シーズン第1節のペスカーラ戦終了後、アンドレア・ストラマッチョーニ監督はこうコメントした。

「良い滑り出しだったと言えると思います。とは言え、向上すべき点はありますけどね。木曜日の試合に続いて、同レベルのパフォーマンスを今日も見せることができたのが良かったです。決して楽ではないアウェーゲームで、前半を2−0のリードで終えるというのは、強固なチームであることの証しです。ボールの扱い方にクオリティーの高さが出ていますね。良いスタートでしたが、道のりはまだまだ長いですから。謙虚にやっていくことが必要です」

アントニオ・カッサーノを先発起用するのはいつ決めたことかと聞かれたストラマッチョーニは、こう答えた。「最初の練習の時点で私はすでに明解なビジョンを持っていましたよ。今日は2人のフォワードにトレクアルティスタといった構成で試合を始めたかったのでね。彼は今夜、私の信頼に応えるパフォーマンスを見せてくれました」

「前線に関しては、サイドアタッカーの特徴を持つ選手の獲得を試したのですが、うまく行きませんでした。でも、現時点でのインテルはサイドに選手を2人据える以外に、もっとお互いに近い位置でプレーする2トップでやることも可能です。ターゲットマン的なセンターフォワードのサブがいないというのはあるかも知れませんが、我々の考えに適した選手がいないのなら、このままで問題ないです。ジラルディーノやボリエッロ?インテルに最も適した選手はすでにインテルにいるのです。とは言え、メルカートが終わる8月31日までチェックし続けますよ。現時点で、すべてのポジションにおいてインテルはほぼ完成されていると言えます」

マイコンがペスカーラ戦に招集されなかったことについて聞かれた指揮官は、次のように述べた。「マイコンとインテルの間には愛情の関係があるのです。彼の価値が疑問視されているわけでは一切ありません。彼が残るなら私は嬉しいですよ。でも、契約が切れようとしている選手ですから、その辺がね………。招集しなかった理由ですか?過密な試合スケジュールなので、無理をさせないことを考慮したのです。とにかく、展開を見ていきましょう」

広報部



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