[ロカルノ] スイス南部ロカルノ市の"デル・リード"スタジアムで行われた親善試合、CAビゼルティン対インテル戦は3−0のネラッズーリ完勝で終わった。カンビアッソが先制ゴールを決め、パラシオが前半に1点、後半に1点とドッピエッタを決めた。
1928年創立で4回の国内リーグ制覇を誇るチュニジアのクラブ、CAビゼルティンを相手のフレンドリーマッチ。ラノッキア、グアリン、ロンゴを休ませたストラマッチョーニは故障中のハンダノヴィッチの代わりとしてカステッラッツィにゴールマウスを任せ、センターバックにシルベストレ&フアン・ジェズスの新コンビを起用。サイドバックにマイコンと長友、中盤にはサネッティ、カンビアッソ、ムディンガイ、そしてワントップのパラシオの背後にスナイデルとコウチーニョを据えて試合に臨んだ。前半14分にインテル先制点を決めたのはエステバン・カンビアッソ。今日が誕生日の"クチュ"は鋭いミドルシュートでのゴールで自らのバースデーを祝った。31分には、ヴェスレイ・スナイデルの正確なアシストからロドリゴ・パラシオがインテル2点目を決めた。
ハーフタイムでストラマッチョーニは長友、サネッティ、スナイデル、コウチーニョを下げ、サムエル、ダンカン、リヴァヤ、ミリートを投入。19分にビゼルティンのゴールネットを揺らしたのはまたしてもパラシオ。リヴァヤのアシストからミリートがシュートを放ち、それを相手GKがはじいたところ、ロドリゴが押しこんでインテルに3点目をもたらした(これでパラシオのプレシーズンマッチでの得点数は5ゴールとなった)。終盤、フォルテやアカンポラといったプリマヴェーラ選手に出番が与えられる中でインテルはゲームをコントロール、2分のロスタイムを経て試合終了。8月23日のルーマニアでのUELプレーオフ・ヴァスルイ戦と、26日のペスカーラでのセリエA第1節に向けて、インテルは今夏最後のフレンドリーマッチを鮮やかな勝利で飾った。
CAビゼルティン対インテル 0−3
得点者:前半14分 カンビアッソ、31分 パラシオ、後半19分 パラシオ
CAビゼルティン:1 Ben Mustapha;4 Kaderi(後半33分、3 Jabeur)、7 Mhadhbi、8
Harran(後半26分、12 Salhi)、10 Hadhria(後半9分、27 Sdir)、13 Ben Hadj Mabrouk(後半33分、21 Jaziri)、14 Mathlouthi、17 Mbenguey、18
Slama(後半9分、20 Zaayim)、19 Zouay(後半25分、9 Harbaoui)、33 Ben Amor
控え選手:16 Bejaoui、22 Brik、2 Mamut、11 Rjeibi、31 Ouerguemmi
監督: Maher Kanzari
インテル:12 カステッラッツィ;13 マイコン(後半19分、42 ジョナタン)、6 シルベストレ、40 フアン・ジェズス(後半28分、44 ビアンケッティ)、55 長友(後半1分、25 サムエル);4 サネッティ(後半1分、41 ダンカン)、19
カンビアッソ(後半27分、24 ベナッシ)、16 ムディンガイ(後半41分、50 アカンポラ);10 スナイデル(後半1分、88 リヴァヤ)、7
コウチーニョ(後半1分、22 ミリート);8 パラシオ(後半33分、45 フォルテ)
控え選手:27 ベレツ、32 チンチッラ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ
広報部