モラッティ:「ルーカスはインテルのポリシーに沿わない」

「理にかなっていない高額の移籍金は我々が考えている路線とまったくかけ離れている」

[ミラノ] マッシモ・モラッティ会長は"サラス"社の外で待機していた報道関係者の質問に応じた。

ルーカスを獲得するためにパリ・サンジェルマンが4500万ユーロを積んだということですが、これについて会長はどう思われますか?

「その質問の中にすでに答えが含まれていると思いますよ。ようするに、パリ・サンジェルマンがそういった金額を費やすのが正しいと思っているのならそれでいいのでしょうが、実のところ正当と言える額ではないのです。PSGは数日前からこの話を進めているのだと思いますが、我々が考えている路線とはまったくかけ離れたものですね」

ルーカスを獲得できなかったことに悔いはありますか?

「いいや、どうせ(要求されていた)金額はそれに近い額だったので、私としては一切悔いなんてないですよ………(笑)」

それでは、クレバーなオペレーションではなかったということですね?

「我々にしてみれば、理にかなっていないヘビーなものでしたから、クレバーどころではなかったですね。PSGのポリシーはまったく違います。あそこはチーム再建に力を入れているし、こういったことをやってのける金力があるわけです。でも、正直言って、私はルーカスの獲得が本当にやり遂げられると確信したことはありませんね。最初から金額が非常に高く設定された交渉だったので」

こうなっては、インテルにとって代わりの選択肢は?

「とりあえず、節約したというのが大きいですね。あとは、様子を見ていきましょう(笑)」

ガストン・ラミレスは会長のお気に入りになる可能性を持った選手ですか?

「みんな優秀な選手ですよ。でも、選手を推薦するのは私ではなくて、他の者がやることなので」

広報部


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