[グラスゴー] "セルティック・パーク"で開催されたフレンドリーマッチ、セルティック対インテル戦は1ー1の結果で終わった。セルティック創立125周年記念マッチとして行われたこの試合では、お互い3冠を達成したという共通点を持つ2チームが対戦することとなった(ちなみに、3冠達成を記録したのは世界で6クラブだけ)。 前半にコモンズが先制し、後半にパラシオが同点に持ち込んだ。
5日後の8月2日(木)にスプリトで行われるUEFAヨーロッパリーグ予選3回戦、ハイデュク対インテルでシーズンが公式スタートするネラッズーリにとって、今日のセルティック戦は貴重な最後のテスト。ストラマッチョーニ監督は先日のコモ戦に対して11人中5人の先発メンバーを入れ替えて試合に臨んだ(ゴールマウスにハンダノヴィッチ、右サイドバックにサネッティ、センターバックにキヴ、中盤の底にカンビアッソ、ワントップにミリート)。
1週間後に国内リーグ開幕を控えたセルティックは好コンディションの様子で、キックオフ直後からゲームを支配しながら軽快なプレーを見せた。一方、インテルの特筆すべきプレーがようやく見られたのは30分を回ってからだった(ミリートからスナイデルへパス、ヴェスはワンタッチでコウチーニョにアシストするが、フィリッペのシュートは枠を外れる)。41分にコモンズがセルティックの先制点を決め、1ー0のスコアで前半が終了した。
ストラマッチョーニはジョナタンの代わりに長友を投入して後半を迎えた。ユウトは右サイドバックのポジションに入り、サネッティは中盤に移動(後半6分、コウチーニョに代わってムディンガイが据えられた時点でキャプテンは再びポジションを変更する)。シルベストレの代わりにパラシオが入り、インテルはスナイデル/ミリート/パラシオのコンビネーション等でチャンスを作るも、得点にならず。ネラッズーリの同点ゴールは終了間際の44分にやってきた。ミリートのシュートを相手GKがはじき、そのボールを拾ったリヴァヤがエリア中央にクロス。パラシオがゴールに押し込んでネットを揺らした。セルティックとインテルのフレンドリーマッチは1ー1の同点スコアで幕を閉じた。
セルティック対インテル 1-1
得点者:前半41分 コモンズ、後半44分 パラシオ
セルティック:1 フォスター;2 マシューズ、23 ルスティグ(後半20分、36 アーヴァイン)、21 マルグリュー、3 イサギレ;15 コモンズ、67 ワニヤマ、16 レドリー(後半20分、56 F.トワルジク)、9 サマラス(後半29分、46 マクギーオー);88 フーパー(後半20分、20 マッコート)、10 ストークス(前半36分、14 バングラ)
控え選手:24 ザウスカ
監督:ニール・レノン
インテル:1 ハンダノヴィッチ;4 サネッティ、26 キヴ、23 ラノッキア、6 シルベストレ(後半6分、16 ムディンガイ);14 グアリン、19 カンビアッソ;42 ジョナタン(後半1分、55 長友)、10 スナイデル(後半31分、88 リヴァヤ)、7 コウチーニョ(後半6分、8 パラシオ);22 ミリート
控え選手:12 カステッラッツィ、33 エムバイェ、44 ビアンケッティ、24 ベナッシ、61 ガリターノ
監督:アンドレア・ストラマッチョーニ
広報部