[ミラノ] そのユニークさ、その際立った才能で永遠にインテルの歴史に残る選手がいる。黒と青のチームカラーに対する情熱が特別なのと同じで、比類のない存在だからだ。その中の一人が、まぎれもなくアルバロ・レコバである。"チノ"のニックネームでファンに親しまれる彼は魔法の左足を持ったアタッカーで、センターサークル付近からのゴールや通常だったらあり得ない位置からのFKでインテリスタを湧かせていた。調子が良くて士気が高い時は狭いスペースで鋭い動きを見せ、誰にも真似が出来ないプレーを披露していたレコバは、ある時ヘディングで得点したこともあったが、それは本当に偶然な出来事だった。時には、誰もを失望させるほど機能しないこともあったが、好不調の波を受け入れることは、それこそインテルの歴史の一部なのだ。
そんなレコバは36歳の今、母国ウルグアイのナシオナル・モンテビデオでプレーしており、16日に行われたデフェンソール・スポルティング相手の国内リーグ決勝で見事なゴールを決め(もちろん、左足で!)クラブ史上33回目の優勝をもたらしたのである。
ブラボー、"チノ"!マッシモ・モラッティ会長とインテル一同は、親愛なるアルバロに祝賀の意を表す。
広報部