［ローマ］ 「勝てなかったのは残念さ。今日勝っていればヨーロッパリーグの予備予選を避けることも出来たんだけどね。まあ、でもこういう展開になったわけだし、とにかく問題だらけのシーズンだったのにも関わらず僕らを支え続けてくれた人たちに感謝しないと。今季の流れを変えたいという強い気持ちと、新シーズンで主役を演じたいという意欲を胸に再スタートを切ることにしよう」。ラツィオ戦終了後、ハビエル・サネッティはインテルチャンネルのマイクを前にこうコメントした。
キャプテンとして、アンドレア・ストラマッチョーニ監督に何かアドバイスしたいことはあるか？と聞かれたサネッティは、次のように答えた。「アドバイスなんてする必要はないと思うさ。インテルを上位に戻すためには、みんなと一緒で懸命に努力を重ねるしかないということを、彼は良く分かっているからね。インテルみたいなクラブは上位で戦うのが相応しいんだ。みんなで頑張って、そうなるようにしたいと思うよ」
「最大の悔い？継続性を保てなかったことだね。良いプレーが出来た時もあったけど、色々なものが欠けている試合が多すぎたんだ。順位もそれを反映していると思うよ。やる気はあったんだけど、僕らの可能性を下回るパフォーマンスが多かったのさ」
最後に、サネッティは今夜の試合直前に引退を表明したパオロ・オルランドーニについてコメントを求められ、こう述べた。「パオロには感謝しているよ。彼は僕よりもはるか前からインテルにいたんだ。偉大な人間であり、偉大なプロの彼が引退するのは残念なこと。チームの全員がなごり惜しく思っているよ」
広報部
