[アッピアーノ・ジェンティーレ] 先日のシエナ戦でセリエA・570試合出場を達成してディノ・ゾフに並んだハビエル・サネッティは、今後ジャンルーカ・パリウーカの592試合出場、そしてパオロ・マルディーニの647試合出場の記録に近づくことを狙う。そんな"プーピ"は、インテルチャンネルのゴールデンタイム番組"Prima Serata"の特別版(21:00オンエア)で、司会役のエドアルド・カルダーラとロベルト・スカルピーニの質問に答えながら、これまでのインテルでの歩みを振り返った。
「とにかく、大きな数字だよね。イタリアだけではなく、世界のレジェンドと言えるゾフに追い付くなんて、名誉なことだよ。しかも、彼に称賛の言葉をいただいて光栄だね。セリエA最多出場選手ランキングの3位に入って、元チームメートで友人のパリウーカの次だなんて、信じられないことさ。インテルの一員として公式戦400試合を達成した時、すでにもの凄いことだと思っていたのに、今はもう、その2倍近いわけだからね。インテルは僕の家だし、このチームのキャプテンを務めるのは素晴らしいことだ。初めてキャプテンマークを腕に巻いた時を覚えてるよ。それから間もなくして、クラブと話し合って数試合の間、ロナウドにキャプテンの座を譲ったことも覚えているね。彼は非常に困難な時期を過ごしていた。再びチームに貢献するために、出来る限りのモチベーションを必要としていたのさ。だから、喜んで譲ったんだ。その後、キャプテンマークが僕に戻って以来、もう手放したことはないよ。それを腕に巻いて、近年のインテルのすべてのトロフィーを掲げたんだ。でも、キャプテンとして、どうしても勝利がやって来ない苦難の時期も過ごしたのさ。勝てない時だって、責任の重大さを感じたことがないよ。胸を張ってキャプテンを務め続けたんだ。苦境は成長して向上するための機会だ。僕はここで、インテルと共に苦しみながら成長して、向上したのさ」
広報部