[ミラノ] このシエナ戦でセリエAでの570試合出場を果たし、ディノ・ゾフに並んで最多出場選手ランキング3位に入ったハビエル・サネッティは、今日も一瞬も止まらずにピッチを走り回り、チームのために大きく貢献した。「今夜のパフォーマンスは、自分でも良かったと感じているよ。チームのために動いて、シエナがかけてくるプレッシャーから逃れることが出来たからね」。試合終了後のインテルチャンネルのインタビューで、キャプテンはこう語った。
「何はともあれ、チームの全員がとても良かったと言いたいね。向こうはラッキーなプレーで先制したわけだけど、僕らは非常にうまく反撃することが出来た。忍耐力を持って、相手を苦しませるためのタイミングを待ったんだ。そして、きっちりと2ゴールを決めたわけだし、僕らは勝利に値するゲームをしたんだと思うね」
3位の目標については、サネッティは「上にはいくつものチームがいるから、最後まで困難な状況が続くだろうね。だからこそ、僕らは希望を持って、最後の試合までなるべく良い結果を出すようにしないといけないんだ。今シーズンのカンピオナートはいつもとは違う。ミランとユーヴェはともかく、他のチームは勝ったり負けたり、安定したチームがいないという状況だからね」と述べた。
シエナ相手に手にした逆転勝利は、チームが再び"インテルらしく"なった表れでもあるが、キャプテンはこれについて次のようにコメントした。「確かに今夜の逆転は、ここ数年のインテルの強い精神力が復活したということを示しているから、重要なものだ。最近は、こういった試合は負けで終わっていたからね。だからといって、何もかも監督交代で良くなったんだというわけではないよ。ラニエリの下でも、僕らは同じように気持ちを込めて逆転しようとしてたのさ。ただ、うまく行かなかったんだよ」
広報部