[アッピアーノ・ジェンティーレ] 昨日、イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が"アンジェロ・モラッティ"トレーニングセンターを訪問し、ストラマッチョーニの下で選手は生き生きとしていると発言したことについて、インテル指揮官はこうコメントした。「プランデッリさんは私に自分自身であり続けるようにと言ってくれました。自分の考えをピッチで繰り広げろ、とね。嬉しかったですよ。イタリア代表の監督から私のような無名がそういうアドバイスをもらえたことは、良い激励になりました。刺激になりますね」
プランデッリ代表監督からの励ましは、ストラマッチョーニの意欲をますます掻き立てた様子だ。3位の目標について質問された指揮官は、次のように答えた。「我々は3位を達成出来るようにするために努力しています。ただ、そこまで行くには勝たないといけません。我々は3位を手にしたいし、最後まで狙っていきます。しかし、1試合ごとに様子を見ていきましょう。それで、もし数学的に不可能だとなった場合は、改めて話し合うことにしましょう」
向上して勝つためには、失点を防ぐようにするのも重要だが、これについてストラマッチョーニはこう語った。「監督の私から始まって最後の選手まで、全員で向上しなくてはいけないのは明らかです。もっとうまくやらないといけないのは把握しています。失点に関してもそうです。我々は2試合で6失点を喫していて、その中、5ゴールはセットプレーからです。言い訳に逃げることなく、向上するようにしたいと思います」
急に"話題の人"になったことについて、ストラマッチョーニは次のように述べた。「私はもともとシンプルな人間ですし、今でもそうです。私がやりたいことは、ピッチでインテルに貢献することです。私にとって唯一大事なのは、チームがどう反応してくれるかだけなのです。その他のこととは、距離を置いています。私はインテルの監督である意識を持っていますし、それが注目される役割だというのも分かっています。私の監督としての能力と出来栄えについては、カリアリ戦の終盤で勝っていても天才監督と騒がれるべきではなかったと思うし、引き分けたから無能だと言われる場合でもないと思います。真実は、中間にあるのです。そしてとにかく、私は自分自身であり続けます。監督というものは、自分の思考に沿っていかないといけません。私が自分を変えようとしたら、ここまで導いてくれた考えと能力が発揮出来なくなるでしょう。私は、自分の思考をピッチに描くのです」
広報部