[アッピアーノ・ジェンティーレ] 「試合前日の今日、会長が訪問してくれたのはとても嬉しかったですね。会長が私やスタッフ、選手たちと一緒にこうやって時間を過ごしたことは、クラブがチームを支えているということの表れです。選手のコンディションとかについて、色々と質問されました。本当に熱心な会長です」。アンドレア・ストラマッチョーニ監督は、インテル対ジェノア戦前日会見でこう語った。
「トップチームのベンチを任された時、会長に何て言われたのかって?簡単なことですよ。ジェノア戦に勝つように、と言われたのです。9試合、8試合で勝ってくれ、というようなことではなくて、 とにかくジェノアを倒してくれ、と言われました………。正直言って、私はジェノアの次の対戦相手がどこなのか、知りませんね」
プリマヴェーラが欧州チャンピオンに輝き、"勝者"と呼ばれるようになったストラマッチョーニ監督だが、本人は「勝者は私ではなくて、プリマヴェーラの選手たちですよ」と強調した。「それに、サッカーは不思議ですよね。PKひとつで"勝者"になるわけですが、例えばアヤックスの監督だって非常に良い仕事をやったと思いますよ。私に確実に言えるのは、与えられたこの任務に値することを立証してインテルに貢献するために、出来る限りの活躍、いや、それ以上のものをやって見せる、ということです」
明日のジェノア戦の招集メンバーリストには2名のプリマヴェーラ選手、FWのマルコ・リヴァヤとGKのラッファエレ・ディ・ジェンナーロの名前が載っている。4名のGKを招集したのはジュリオ・セザルのコンディションに不安があるからなのか?と聞かれた指揮官は、こう答えた。「いいや。ジュリオは肘に軽い問題があったのですが、今は調子良いし、試合に出たい気持ちでいっぱいですよ。ディ・ジェンナーロは"Next Generation Series"での優勝に大きく貢献したので、招集しようと思ったのです。リヴァヤに関しては、彼が誰で、どうして招集したか説明しましょう。リヴァヤは右でも左でもプレー出来るサイドアタッカーで、セカンドアタッカーとして機能する選手です。彼をトップチームに入れることによって、攻撃陣の完成度が高まると思って招集しました」
広報部