[アッピアーノ・ジェンティーレ] インテルチャンネルのゴールデンタイム番組"Prima Serata"の今週のゲストは、デヤン・スタンコヴィッチ。司会役のエドアルド・カルダーラに数多くのインテリスタから暖かいメッセージが届いたことを知らされたデヤンは、ファンの愛情に心を打たれた様子を隠さなかった。
「インテリスタは最高だよ。10点が満点だったら、12点くらい付けて褒めてやりたいね。(マルセイユ戦の)ウォームアップの時、ゲーム中、そして終了後に覚えた感覚を思い出すと、今でも鳥肌が立つよ。試合が終わって、ボロボロになっている状態で頭を上げた時、そこにはファンが拍手している光景があったんだ。人々は、俺たちが本当に全力を尽くしたということを分かってくれたのさ。マルセイユは何のチャンスも作れてなくて、最後になってあの信じられない展開になったんだ。あの時、ルシオがファウルを受けたけど、ああいう場面でフォワードがディフェンダーにファウルする場合、レフェリーは10回中9回は笛を吹くものだけどね。ボールが背中に跳ねて、それが足元に行って、しかも思い通りに蹴れていないシュートだったんだと思うよ。本当に、信じられないゴールだったと言うしかしかないね……… 」
「とにかく、アンラッキーなシーズンなのさ。今は、今季を出来る限り良い形で終えられるように頑張ろう。何位になれるか分からないけど、確実なのは俺たちは戦い続けるということだね。今後に関しては、様子を見ていこう。俺はモラッティ会長をすごく信頼しているよ。会長はいつも大いなるやる気と、勝利に対する強い意欲を持ってきたしね。俺たちに会う度に、会長はまだまだ勝ちたい気持ちであることを示してくれるんだ。俺は今後に期待しているよ。頭を上げて、前に進もう」
「チームの調子が悪くなった最初の頃に比べて、ファンの怒りも少し減ったみたいだね。徐々に俺たちの状況を理解するようになって、チームと一体になってくれたんだ。彼らはヴェローナでのキエーヴォ戦でも熱い応援をしてくれたし、火曜日は7万人で支えてくれた。ファンだってベストを尽くして、チーム出来る限りの力を与えるようにしてくれたのさ。だから、試合終了後に彼らに感謝の意を示したいと思ったんだよ。"クルヴァ・ノルド"(北側ゴール裏スタンド)に駆け寄って、お辞儀して俺の気持ちを表したんだ。腕を広げるジェスチャーもしたのは、『みんなで全力を出して頑張ったけど、ダメだった』という意味だったのさ」
広報部