ジュリオ・セザル:「こういう時期は常勝軍団にとって特に難しい」

「インテルに入団して以来、こんなことを経験したことはない。みんなで団結して乗り切るようにしよう」

[マルセイユ] 「本当に手痛い敗北だよ。今日のインテルは良いプレーを見せたと思うし、ドローが最も公平な結果だったはずだ。でも、まだ"メアッツァ"でのセカンドレグがある。180分の試合みたいなもので、最初の90分は向こうが勝ったけど、まだミラノでの90分があるからね」。"スタッド・ヴェロドローム"でのマルセイユ戦終了後、インテルチャンネルのマイクを向けられたジュリオ・セザルは、悔しさは隠せないものの、前向きな姿勢も見せた。

「何はともあれ、俺はこんなに苦しい時期を迎えるのは初めてだね。インテルに入団して以来、こんなことを経験したことはない。これを乗り越えるには、強靱な精神力が必要だよ。人生にはこういうことだってあるのさ。これまでやってきたポジティブなことを忘れないようにして、自分自身を信じて再スタートするしかない。みんなで団結して、練習に打ち込んで努力していくんだ。カンピオナートでは散々負けたけどまだ3位を獲得することは可能なんだし、俺たちにはそれを確保するように頑張る義務があるね。チャンピオンズリーグだってそうだよ。まだ90分が残っているんだから、逆転して勝ち進むようにしないと」

「俺がまだブラジルにいて、チームが降格しないために戦っていた頃を思い出してしまうよ。今はインテルにとって本当に辛い時期だけど、さっきも言ったように、可能性はまだ残されているんだ。全力を出し切って頑張らないといけないね。物事がスムーズに行く時は、練習も試合も、何もかもやりやすいんだ。でも、物事がうまく行かない時こそ、みんなで力を合わせないといけないのさ。俺は、チームメートのことを第2の家族だと思っている。一体となって、この事態を乗り切るようにしよう。ファンの気持ちは良く分かるよ。俺はウチの息子にだって『再び勝つようになってくれ』って言われているからね」

広報部


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