スタンコヴィッチ:「会長、ファン、皆に対して申し訳ない」

「こういう状況から抜け出すためには強い精神力が決め手になるが、このチームにはそれがある」

[ミラノ] 今日のノヴァーラ戦でピッチ復帰を果たしたデヤン・スタンコヴィッチは、試合後にインテルチャンネルのインタビューでこう語った。「待ちに待った復帰だったんだ。久しぶりにチームメートと一緒に戦って、ここのところの流れを変えてやろうと意気込んでいただけに、この敗北は残念で仕方ないね。本当に手痛いノックアウトだったというのは隠せないさ。今日はでも、ウチのシュートがまったくゴールに入らない感じだったので、ツキがなかったというのもあるけどね」

「アキレス腱の問題はとても不安だったんだ。手術するしかないかと心配だったんだけど、インテルのメディカルスタッフが素晴らしい対応を見せてくれてね。おかげで、今日は先発で復帰することが出来たし、最高の気分だったんだ。楽しい午後になるだろうと思っていたのが、このざまだよ。まあ、こういったことも成長につながるからね。こういう目に遭うのは初めてではないけど、このチームは強い精神力を持っている。こういう状況から抜け出すには、精神力が決め手なのさ」

「過去を振り返れば、困難の時期なんて色々あったことを思い出すよ。今、俺たちはパニクることなく、諦めないようにするのが大事なんだ。俺たちはこの数年間ですべてのタイトルを勝ち取ったけど、まだまだ勝ち続けたい気持ちでいっぱいなんだ。今日の試合で全力を尽くしてないヤツがいたとしたら、この俺がほっとかないね」

「とにかく、負けたことを残念に思っている。すべてのファンに対して、そして俺たちのナンバーワンのファンであるモラッティ会長に対して、申し訳なく思っているよ。今日、試合終了時点でサポーターが不満を表したことについて?当然のことだと思うね。俺たちがベストを尽くしたのは事実だけど、やっぱり最下位チームに負けるというのは認められないことだからね。何はともあれ、俺たちはここで諦めてはいけない。前を向いて進んでいかないといけないんだ。金曜日のボローニャ戦は、サン・シーロはどんな雰囲気だろうかって?緊迫した雰囲気に決まってるさ。ファンが怒っているのはもっともだからね。ノヴァーラ相手に敗れた後は、ブーイングされて仕方ないよ。チームがプライドを見せることをみんな期待しているだろうから、俺たちに失敗は許されない。そういった状況でこそ、個々の選手とチームの底力が見えてくるんだと思う」

広報部


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