サネッティ:「僕たちは今日、ピッチに上がっていないのと同じ」

「今季で一番ふがいない試合だった。全員の電源が切れてしまったようなものなので、試合を分析するのも無意味」

[ローマ] 「ローマが良いゲームをやって勝つべくして勝ったのはともかく、インテルとしては今シーズンが始まって以来、一番ふがいない試合だったと思う。僕たちは、まるでピッチに上がっていないのと同じだよ。全員揃って電源が切れてしまったような感じだね。今日みたいなパフォーマンスは2度と許されないから、次の日曜日の試合に向けて集中力を取り戻すようにしたい」。インテルチャンネルのマイクを向けられたハビエル・サネッティは言い訳することなく、今日の"オリンピコ"での完敗についてこう述べた。

「いずれにせよ、ローマは良いサッカーを見せた。ボールを上手くコントロールして、自軍エリアからスタートしてスムーズにプレーを組み立てていた。僕たちはその対応に戸惑っていたところ、1点目を決められてしまったんだ。それによって、ローマはますます勢いが付いたのさ。でも、こうやって今日の試合を分析していても意味がない。繰り返して言うけど、僕たちはピッチに上がっていないわけだからね」

上位チームが揃って失速したことについてコメントを聞かれたサネッティは、次のように答えた。「僕たちは僕たちの出来具合にだけ集中するべきだ。もっと向上して、やるべきことをしっかりとやる。そうして、どこまで行けるか見てみよう」

「とにかく、練習再開の火曜日にみんなと話そうと思っている。こういった試合の終了直後は、勢いに乗って色々と言いたくなるものだけど、僕はそういうのは好きじゃないんだ。全員悔しさでいっぱいなわけだから、今はさらに火に油を注ぐことになるだけさ。火曜日を待って、冷静に話し合って状況を分析して、みんな一緒で再スタートする方が正解だよ」

広報部



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