インテルのコッパ・イタリアはジェノア戦で始まる

ローマの"オリンピコ"での優勝からほぼ8ヶ月が経ち、ネラッズーリは今季TIMカップに臨む

[ミラノ] インテルのTIMカップでの最後の試合は、2011年5月29日のパレルモ相手の決勝戦だった。ネラッズーリは3ー1で圧勝し、クラブ史上7回目のコッパ・イタリアをローマの夜空に掲げたのだ。あれからほぼ8ヶ月が経ち、インテルは今夜、TIMカップ2011ー12・ベスト16で"ジュゼッペ・メアッツァ"にジェノアを迎える。偶然にも昨シーズン、ネラッズーリは同じ段階でジェノアとぶつかり、エトオのドッピエッタとマリガの得点で3ー2の勝利を収めて、コッパ・イタリア優勝に向けての第一歩を踏んだのだった。

今夜の一発勝負は、インテルとジェノアの99回目の対決になる(ミラノの地で対戦するのは51回目)。これまでの結果は、ネラッズーリが37勝、ジェノアが4勝、そして14回の引き分け。ゴール数に関しては、ジェノアは99得点しているが、インテルはおよそ倍の182ゴールを決めている。

ラニエリはこれまで監督としてジェノアと14回対戦しており、10勝2敗2分の成績を残している。ラニエリ率いるチームはすべての14試合で得点し、計30ゴールを決めている。

一方、現在ジェノアの指揮を執るパスクアレ・マリーノ監督はこれまで9回インテルと対戦しているが、1度も勝てていない(成績は2敗7分)。なお、サン・シーロで行われた5試合ではマリーノ率いるチームは必ず失点を喫しており、計11ゴールを許している。

インテルのコッパ・イタリアでの結果を見ると、最も最近に敗北を喫したのは2009年3月4日のアウェーでのサンプドリア戦(0ー3)。それ以来の同大会11試合では、ネラッズーリは9勝2敗の成績を出している。なお、インテルが最後にホームで負けたのは、なんと2002年の出来事。バーリ相手に、ベスト16セカンドレグを1ー2で落としたのだった。それ以来、"メアッツァ"で行われたコッパ26試合では、ネラッズーリは20勝6分の成績を残しているのだ。

広報部


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