アッピアーノ・ジェンティーレ発 - サンシーロでの監督デビューとなるセリエA TIM 2019-20シーズン第1節のレッチェ戦をおよそ24時間後に控えた本日25日（日）、アントニオ・コンテが蘇寧トレーニングセンターのプレスルームにおいて記者会見を行った。コンテは「いうまでもなく、開幕を切望する気持ちは大きい」と語り、「大きな熱狂と情熱を抱いている、新しいチャレンジを意味しているからだ」と続けた。7月7日の始動以来、我々がこなした仕事には満足している。選手からは大きな自発性を感じた、サッカー選手としてだけでなく人間としてもだ。それこそが私にとっては、最も重要なことだ」と続けた。
「勝利でスタートを切ることは、常に重要だ。だが私とファンにとってより重要となるのは、正しい姿勢、それに従った熱狂と情熱をみせることだ。我々はファンが理解できるよう、チームの持つアイデアを見せたいと考えている。それこそが我々にとり大きな意味を成すことでもある。ファンが我々に誇りを抱けるような、熱狂を伝えたい。我々が焦点を合わせてきたのはハードワークを行い、特別なものを築くことだ」
個人的なつながりを持つ明日の対戦相手、レッチェについてもコンテは言及：「レッチェで生まれ、私の心に常に存在する都市だ。当然のことながら興味深い試合となるだろう。レッチェとセリエAで対戦することを嬉しく思っている。多くの人々との再会が待っている、良い関係を持っている人々とね。明日は多くの強い関わりを含んだ、素晴らしい試合になるだろう。彼らが必然的に我々と敵対する立場にあるとしてもだ」
「移籍市場？移籍に関しては唯一クラブに言及する権利がある。それは就任初日から役員達と明確にしており、我々は正しい行程にある。お互いに敬意を抱いており、共に築き上げたものに満足している。ビッグネームよりも大事なのは強固な基盤 - 自分たちの行いを信じ抜くことのできるチームを築くことにある。目標？我々は正しい姿勢で取り組み、当然のことながら足りない部分もあるだろうがレースの火蓋は切って落とされた。リミットを設けることつもりはない、我々が掲げる目標は時間だけが明らかにしてくれるだろう。重要な結果を残すために確かなのは、他のチームよりも優れた仕事を行うことだ。選手達は情熱を抱き、気構えがあり、それこそが苦境に陥ろうとも鍵となる。ロケットスタートを切ることができるか、緩やかなプロセスを踏まねばならないかは始まってからわかるだろう。ファンが誇りを抱けるよう、ベストを尽くさねばならない。それこそが一番の目標であり、それを果たすことができたらならば、我々は既に良い一歩を踏み出したと言えるだろう」。
「非常に大きな期待をかけており、選手にそれを伝えるべく心がけている。我々が築き上げたものには満足している。他のチームが経験豊富だという言い訳を聞きたくはないからだ。クラブ、選手達の双方と築き上げたものには満足している。我々は真剣に取り組んでおり。サイドライン上に立った時、選手達が見せる努力を惜しまない姿勢を喜ばしく思っている。勿論改善、向上の余地は残されているが、大部分においては準備が済んでいる」
「ファンとは常に気持ちを共有しており、私は物事にとりかかれば彼らのために全力を尽くす。明日満員のサンシーロでプレーすることは嬉しい限りだ。大きな熱狂に包まれるだろう。その熱狂に報いることができるかどうかは我々全員にかかっている」
「ルカク？ロメルは大きな情熱を持って加入し、明朗ですぐにチームに受け入れられたよ。すぐいつでも応じる準備をみせ、ハードワークを行っている。彼はマンチェスター・ユナイテッドから加入したばかりだ、それ故どの部分においても成長の可能性が多く残されている。まだ26歳であり、大きなポテンシャルを秘めた重要な選手だ。これまで彼は全FW陣と組み、既に理解を深めている。有望なチームを擁しているが、特別なことを成し遂げるためには誰しもが向上する必要がある。皆にしっかりとした気構えがあり、このチームの監督であることに満足している」
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