ルガーノ発- インテルはプレシーズンにおけるトレーニングの初段階を7月8日から14日までルガーノのコルナレドスタジアムで行う。トレーニングは全日程が未公開となっているが、ファンはインテルが参戦する7月14日(日)現地時間17時に行われるカジノ・ルガーノカップにおいてチームを目の当たりにする機会がある(チケット購入はこちら)。
コーポレートCEOのアレッサンドロ・アントネッロとスポーツCEOのジュゼッペ・マロッタはルガーノで行われたネラッズーリのトレーニングキャンプ発表記者会見に出席。
「FCインテルナツィオナーレ・ミラノとルガーノの繋がりは深く、長い歴史を持つ」とアレッサンドロ・アントネッロは発言、「エングレムや創設年を見るだけで十分だろう - 両クラブともに1908年創設だ。来季に向けた準備に我らのクラブを歓迎し、最高のスポーツ施設を提供してくれ、同時にエンターテインメントとビジネスの機会を得ることのできる場所を求めていた。ルガーノという都市はその点最適だ:トレーニングという観点だけでなく、我々のパートナーを招聘する機会も与えてくれる。我々のパートナーは観光という見地からもこのロケーションを発見し、経済的なポテンシャルを余すことなく引き出すことがでできるだろう」と続けた。
アントネッロは続けて「スポーツ的な面が最も重要な役割を果たすのは明白だ」とスポーツ面における同都市の意義についても言及、「ルガーノを取り巻く施設のサポートを受けており、我々はここをホームだと捉えている。長く重要なシーズンとなるだろう。我々はルガーノでチームを築き上げるという正しい決定を下したと確信している。我々の会長スティーヴン・チャンもまた、この決断を非常に喜んでいる」と語った。
スポーツCEOのジュゼッペ・マロッタは「個人的には、ルガーノで新シーズンに向けて始動することを誇らしく感じている。私にとり地理上でもスポーツ面においても非常に身近な都市とチームだ - スポーツ面では私のキャリアの始まりを意味している。ルガーノはスポーツ面でもコマーシャル面でも素晴らしいクオリティを有している。両クラブ間には相互作用が働いており、我々はFCルガーノと手を取り合うことに喜びを感じている。インテルを本来あるべき場所へと再び導きたいと考えている。我々のシーズンはこの目標に合わせた場所から始動する。ここでは、誰もが我々に自信を与えてくれる。私はサッカーが社会的な架け橋として作用すること、ミラノとルガーノの真の繋がりを築き上げる働きを果たすことを喜んでいる。プレシーズンのこの準備期間は、我々が待ち望んだ旅の足跡を残すことになるだろう:アントニオ・コンテの到着で道が開かれ、クラブ関係者全員の尽力によりその道が成功に彩られることを確信している」
またルガーノ市市長のマルコ・ボッラドリも「我々の都市を堪能し、楽しむ条件は全て整っている。我々には幾度となくスイス代表、またスウェーデン代表チームを迎えた経験がある。これはインテルのパートナーたちを迎える、重要な機会となるだろう」とコメントを発した。