ナポリ対インテル戦:トップ5

 サン・パオロでネラッズーリが決めたベストゴール5本を振り返る。

 ミラノ発 - ナポリ対インテル戦は興奮を巻き起こし多くのスペクタクルなゴールを生んだ一戦だ。同対戦のベストゴール5選には優美な曲線を描くチップキック、ロングレンジからの強烈な一弾、また精密を極めるシュートが含まれる。

 ナポリでインテルが挙げた最後の勝利は、2015-16シーズンのコッパ・イタリア準決勝へと導くステヴェン・ヨヴェティッチの右足が一閃し生まれたものだ。

 それ以前には1995年5月7日にも信じられないゴールがこの2チームの鍔迫り合いで生まれている。パリュウカがリンコンのPKを防ぎ、両サイドのゴールポストを叩いたボールをオルランディーニがネットに突き刺し先制点が奪われる。クルスが同点弾を決め、続いて放ったヨンクのシュートはクロスバーに弾かれるも、ベルティがダイビングヘッドでボールを押し込みインテルが逆転に成功する。だがこの試合のベストゴールは、84分にベルカンプによって生まれたものだろう。カウンターから3人の相手DFをかわした同選手は、ゴールした隅へと追加点を叩き入れた。

 そのほかにもサン・パオロで奪ったゴールといえば、ミリートの素晴らしいパスからサミュエル・エトーが右足を振り抜きネットを揺らしたシュートもまた記憶に新しい。1983-84シーズンにエヴァリスト・ベッカロッシのチップキックから奪ったゴール同様、マテウスが決めたハーフボレーからの得点もまた忘れることはできない - 正に魔法のようなゴールの数々だ。

 


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