インテルとDESIGN FOR SPORT:「君たちは我々のDNAをデザインする」

 サネッティ、ハンダノヴィッチ、トルドがネラッズーリの新しいチームバスのデザインコンテストに参加する学生たちに会った。

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 ミラノ発 – 現在ミラノデザインウィークが開催中だ。ミラノ中心地のvia Felice CasatiにあるRM Istituto Moda e Design本部はネラッズーリ・カラーで装飾されている。そしてここで昨夜、インテルがRM Istituto Moda e Design di Milanと共にデザインウィーク中に主催するDesign for Sport プロジェクトのオープニングセレモニーが行われた。このプロジェクトには複数の学校の学生が参加し、インテルの2019-20シーズンのチームバスのデザインを競う。このコンテストの審査員には、ネラッズーリのキーパーソンを含めた名だたるメンバーが揃っている。

 FCインテルナツィオナーレ・ミラノCMOのルカ・ダノヴァーロはオープニングセレモニーにて、「ブラック&ブルーのビルで行われるこの場にいられることを嬉しく思う。ミラノ市がいかに革新的かということが現在示されている:ミラノの街を歩くだけで、どこもかしこも活気に溢れ、国際色豊かであるかがわかるだろう。我々はインテルだし、ミラノで生まれた。人々は我々を全ての国際的なイベントで見つけることができる。スポーツ的な観点から見て、そしてコンテンツを通じて提供するエンターテイメント的な観点からも、イノベーションはインテルの特徴だ。人々はインテルを通じて様々な感情と情熱を経験することができる。我々はスポーツを愛する人々と深く結ばれている。だからこそ我々がこの機に、インスティテュートの才能ある若い人々が参加するコンテストを開催できることは大変喜ばしいことだ。インテルのチームバスをデザインするという挑戦には大きな意味がある。これは単なる移動手段ではなく、我々のホームだ。君たちは我々のDNAをデザインすることになる。インテルのバスは感情と情熱を生み出し、ファンがチームとの絆を感じるものでなければならない。ファンを盛り上げる一方で、対戦相手には畏敬の念を感じさせるものである必要がある」と挨拶し、コンテスト参加者を鼓舞した。

 RM Istituto Moda e Design校長のパスクアーレ・ヴォルペは、Design for Sportの背景にある哲学を次のように説明した:「我々はミラノで最も新しいデザインスクールであり、多くの点でインテルと結びついている:我々は新しいデザイナーの育成を通じて、若い人々への支援を試みている。それ以外にも情熱をもって人々のために働いている」

 このセレモニーにはインテルの副会長ハビエル・サネッティ、主将サミル・ハンダノヴィッチ、インテル・フォーエバー責任者のフランチェスコ・トルドも出席しており、これからコンテストに参加する学生に向けて挨拶を行った。期間中にはコンテストの他、デザインとスポーツの関係についての重要な会議が予定されている。

ハビエル・サネッティ「デザインウィークはミラノを象徴するイベントの1つだ。活気に溢れ、街が生き生きとしている。ここにいられるのは素晴らしいし、名誉なことだ。審査員はネラッズーリ・カラーが特徴だし、参加者は限界を決めることなく、大いに表現してもらいたい。チームバスは選手にとってもファンにとっても特別だ。選手にとってはドレッシングルームのようなもので、グループとして一緒にいる時特有のファミリーのような雰囲気がある。ファンにとってはイタリアの街中でチームバスを見ることは喜びだ。その瞬間、彼らはチームとの結びつきを近く感じる。そしてバスは試合に向かう時だけでなく、試合後の帰り道にも乗るものだ。勝利に喜ぶことも敗北の怒りを覚えることもあるだろう、しかしここでは常にチームを1つのファミリーとして感じる。バスはインテルの哲学を反映してエレガントである必要がある。我々のカラーは世界中に知れ渡っている ― 素晴らしいカラーだよ」

サミル・ハンダノヴィッチ「このプロジェクトの審査員になれて嬉しい。未来のデザイン界のスターとなる才能ある若者をたくさん発見できると確信している。チームバスは特別で、ほとんど神聖ともいえる場所だ。試合前のバスの中の雰囲気は独特だよ。選手にはそれぞれ自分だけの試合前の儀式があるが、全員が新しい挑戦に向かっていることを知っている。アウェイ戦の時に、遠く離れた街に到着してバスを見つけた時は素晴らしい気持ちがする。ホームのように感じられる。新しいチームバスのデザインは、人々を団結させ、世代にかかわらず全てのインテル・ファンにアピールできるものでなければならない。唯一無二のネラッズーリ・カラーと共に、クラブの価値観が前面に打ち出される必要がある」

 フランチェスコ・トルド「インテルとデザインウィークの結びつきは昨年の参加によって確かなものになったし、今行われているプロジェクトの一部になることは名誉なことだ。これほど多くの若い人々が集まっているのを目にするのは素晴らしいし、我々は今から始まるプロジェクトの成功を確信している。チームバスは単なる乗り物というより大きな意味がある。チームバスは信じられないような感情を生み出すクラブのシンボルだ。選手やスタッフを別の場所に運ぶだけでなく、インテルのロゴとカラーをイタリアの街で示す。そしてバスの中には選手たちの夢がある。その上、インテルは常にイタリアの他のクラブから一歩抜きん出ている。我々は他のどのクラブとも違うということを強調したい。インテルのバスは、我々の伝統に即して唯一無二となるべき要素を備えていなければならない」


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