インテル対ラツィオ戦に関するデータ

 Opta協力の下、日曜日晩にサン・シーロで行われる試合に関するデータをまとめた。

 ミラノ発 - 3月31日(日)現地時間20時30分(日本時間4月1日3時30分)キックオフのセリエA 2018-19シーズン第29節にて、インテルはホームのサン・シーロでラツィオを迎え撃つ。Opta協力の下、この試合に関して知っておくべきデータを以下にまとめた。

 今節のメアッツァでの試合で、両チームがセリエAで対戦するのは152回目となる。ミラノで行われた過去75回のセリエAでの対戦のうち、ネラッズーリが勝利したのは41回。これに対してラツィオの勝利はわずか9回、引き分けは25回となっている。インテルがホームで少なくとも50回対戦したセリエAのチームのうち、ラツィオより敗北を喫した回数が少ない相手はサンプドリア(8敗)とジェノア(4敗)のみだ。

 2006年から2012年にかけてサン・シーロでラツィオ相手に7連勝を記録したインテルだが、両チームのメアッツァでの直近6試合の戦績は2勝2敗2分と互角だ。

 インテルは今季これまでにホームで行われた公式戦20試合で計13失点しかしておらず、1試合平均の失点数は0.65だ。リーグ戦での得点に関しては、そのうちの35%を試合終了前の15分間に決めている。これは現在のセリエAで最も多い。

 現在のセリエAは代表ウィーク後の再開を待っているところだが、統計を見るとインテルはこの代表ウィーク明けの試合に自信をもって臨むことができる:代表ウィーク明け直後に行われた直近7試合のうち、ネラッズーリは6試合で勝利を収めている。

 今季セリエAにて、インテルはユヴェントスと並んで前半の守備が最も強いチームだ:インテルがこれまでに記録した失点のうちハーフタイム前に相手に許したゴールは29%のみ(7/24)で、割合としては最も少ない。

 今季セリエAの枠内シュート数で、インテル(743本)とラツィオ(708本)はトップ4に入っている。

選手について:

 日曜日の試合では、多くの選手が古巣と対決することになる。インテルには現在、ラツィオでプレーした経験のある選手が5人いる。その5人とはサミル・ハンダノヴィッチ(イタリア首都に本拠を置くラツィオで2005-06シーズンに1試合に出場)、アントニオ・カンドレーヴァ、ケイタ・バルデ、ステファン・デ・フライ、トンマーゾ・ベルニだ。ところでハンダノヴィッチは、今季セリエAで20試合以上に出場したGKのうち最高となる75.5%のセーブ率を記録している。

 ラウタロ・マルティネスは今シーズンのセリエAで8得点に絡む働きを見せているが、そのうち4ゴールをサン・シーロで決めている。エル・トロは今季のリーグで少なくとも5ゴールを決めたイタリア国外出身の選手のうち最も若い選手だ。

 マティアス・ベシーノはあと1ゴールで自身のセリエAシーズン最多得点(3ゴール)に並ぶ。同選手がセリエAでこれまでに最も多くの得点を奪っているチームはラツィオだ(3ゴール)。

対戦相手について:

 ラツィオは、リーグの上位4位に入っているチームと対戦した直近の11試合で1度も勝利していない(9敗2分)。同チームが最後に上位4位以内のチームに勝利したのは2017年10月のユヴェントス戦まで遡る。ラツィオはセリエAの直近11試合連続で得点しているが、同チームにとってこれは16試合連続得点を記録した2017年12月以降最長の記録だ。


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