インテル対ラツィオ戦の物語:ゴール必須の対戦カードと両クラブに所属した選手たち

 サン・シーロで開催されたセリエA直近のインテル対ラツィオ戦15試合で合計44得点が生まれている

 ミラノ発 - インテル対ラツィオ戦直近の試合結果で誤解しないでもらいたい。セリエAのサン・シーロでの同対戦カードは非常に得点が多い一戦になる傾向がある。最後のゴールレスマッチは2017年12月。2004年以降から2017年12月以前まで、サン・シーロで開催されたネラッズーリ対ラツィオ戦で0-0は記録されなかった。 直近15試合で合計44ゴール、同対戦カードは常に興奮と数多くの得点を生み出してきた。この対戦カードで退屈な時間はなく、 ネラッズーリのファンたちがハビエル・サネッティとディエゴ・ミリートに別れを告げた試合(2014年5月10日)で4-1の勝利を収めたことも含まれる。直近15試合でネラッズーリは9勝2敗4分と大きく勝ち越しているのだ。

 このゴール必須の対戦カードで多数の選手がインテルとラツィオで活躍し、両クラブで成功を刻んだ。そして古巣対戦となった選手たちは運命を辿るかのように古巣チームからゴールを奪った。

 例えばエルナン・クレスポはインテルが既にセリエA王者を決めた2017年5月13日、サン・シーロの観衆の前でハットトリックを決めて4-3の勝利に大きく貢献。同氏がインテル対ラツィオ戦で決めた試合はそれだけではなく、2003年4月27日のラツィオ戦でゴールを挙げた(1-1)。反対にラツィオ選手として出場したインテル戦(2001年5月27日、1-1)で先制弾となるゴールを決めている。

 クレスポは異なるサン・シーロ開催のインテル対ラツィオ戦でもネットを揺らした。2013年にはラツィオ選手としてPKを決め、翌年にはネラッズーリ選手として初ゴールを奪い、4-1の勝利を手にした。


 English version  Versión Española  Versi Bahasa Indonesia  中文版  Versione Italiana 

tags: チーム
読み込み中