スパレッティ「チームは改善している」

 カリアリ戦前日記者会見に同インテル指揮官が出席した:「フィオレンティーナ戦で起きたことには失望している。だが再び立ち上がらないといけない」

 アッピアーノ・ジェンティーレ発 - 今日、ルチアーノ・スパレッティ監督が今季セリエA第26節カリアリ戦前日記者会見に登場し、まず前節フィオレンティーナ戦での出来事に関して話し始めた。

 「フィオレンティーナ戦後の私のリアクションに関して、まだ少し憤りがあることは確かだ。我々は自分たちの試合をしたが、ゴールチャンスは決定的ではなかった。だから我々は少し落胆していたよ。しかし選手たちはリーグ戦で直ちに戦い続ける必要があることは分かっている。そして彼らは良い練習を行っているよ。まだ多くの試合を消化しないといけない残りの今シーズンに向けて選手たちには正しい心構えがある」

 フィオレンティーナ戦でゴールを決めた選手の中でスパレッティはイヴァン・ペリシッチについて語った:

 「昨季と同じ現象がイヴァン・ペリシッチに起こった。彼は去年少し不安定な時期を経験して、再び調子を取り戻したんだ。我々のサッカーでは複数の事柄に影響されることがある。なぜなら精神的にもフィジカル的にも重い負荷があるからだ。しかし、サイドからペリシッチが良いパフォーマンスをしていなく、少し多過ぎるパスミスを犯したとしても、彼は重要な役割を担っている。彼は強力な選手で、どの部分でも頼れる存在さ。彼はインテルに相応しい」

 ネラッズーリ選手として初ゴールを奪った対戦相手との試合に臨むラウタロ・マルティネスに関して:

 「ラウタロは私が期待していた通りに仕事をしていて、プレーも非常に良い。前節、彼は連係で相手選手を打ち負かして、チームの調子を上げていた。彼自身で相手守備陣にプレスも仕掛けていたし、チームを助けるために自分のクオリティーを使っていたよ。彼はこの責任と上手く向き合っていて、試合毎や練習中で改善されている。彼は最前線で重要な人材になりつつあり、彼のチームメイトも信頼していると思う。チームは決して1人の選手に頼ったりはしない。このチームは誰を欠いてもしっかり戦えると確信している」

 ブロゾヴィッチとベシーノ、ナインゴランの中盤陣の成長に関して:

 「これはチーム全体の成長に関わることだ。彼らのエリアでより頻繁にボールが動いているし、彼らはとても良い仕事をしている。完璧にブロゾとベシーノはお互いに称賛し合っている。ベシーノはより前線に飛び出してゴールを襲うことにより長けており、一方でブロゾはより深い位置からのビルドアップに関与している。だが彼もゴールを奪う術を知っているがね。チームはフィジカル面の観点から言うと、非常に良い状態だ。まだ改善できる選手は何人かいる。その1人がナインゴランだ。彼はもっと出来る能力を持っているよ」

 最後にケイタ・バルデのコンディションに関して:「練習では良くなっている彼については毎日ちゃんと目を配らないといけない。彼の状態は戻りつつあり、今後数試合のうちに彼を起用できることを願っているよ」


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