アレッサンドロ・アントネッロ「インテルは成長へ向けて一歩前進した」

 ネラッズーリのコーポレートCEOがインテルTVに向けて発言:「LionRockはクラブの更なる成長をサポートすることだろう」

 ミラノ発 - 18日(月)に開催された株主総会を終え、コーポレートCEOのアレッサンドロ・アントネッロがインテルTVの独占インタビューに応じた。最初の質問で同氏はLionRockがインテルファミリーの一員になったことについて言及している:「我々は新しいシェアホルダーを歓迎したい。これはクラブの発展に関するプロジェクトが一歩前進したことをしめしている。LionRockは短期的にも長期的にも我々の成長をサポートすることができるだろう。これは蘇寧グループ傘下に加入以来続くプロジェクトだ。LionRockのような国際的なパートナーがこのプロジェクトに関与することは、我々に自信を与えると同時に、我々の行いが正しいという証左でもある。我々は自ら練った戦略を実施するために努力を重ねている。LionRockを歓迎し、彼らがクラブが望む成長を続けるエキサイティングな旅において、援助してくれるように望んでいる」

 今年、インテルはデロイト・フットボール・マネーリーグで14位にランクイン。昨季から1つ順位を上げ、また一昨年インテルは19位に位置していた。今後の将来的な目標はクラブがこの数年で遂げた成長と呼応している:「我々は非常に重要な成果を上げ、これはこの2年間に及ぶ働きの結果である。我々が実行に移したことが全て実を結んだことを物語っている。14位へのランクインは、クラブの成長という意味で一歩前進した事実を意味する。我々は今季順位を再び上げることを望んでいる。これは蘇寧グループのサポートにより我々が欧州だけでなくアジア市場においても成長を遂げることができたという重要な意味を持つ。そして現在新しいパートナーの加入だけでなく、中国の市場を我々のファンへと開く可能性を掴んだ。我々は自らが選択したこの道が、長い期間継続することを望んでいる」

 最後にアントネッロはスタジアムについても言及している:「スタジアムはクラブの成長に関し鍵を握る要素だ。今日我々はここ、改修を必要とする象徴的なスタジアム、サン・シーロにいる。我々は目下ACミラノと共に共同のプロジェクトを進めているがそれが最善策であるかどうか、つまりは現存のスタジアムを改修すべきか新スタジアムの建設をすべきかはまだ検討が必要となる。どちらにせよ時流に沿った最新鋭のスタジアムが、今後の更なる発展を促すことになるのは疑いようがない」


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