[クラクフ] インテルキャンパスのイタリアスタッフが今季初のポーランド訪問を実施した。まず訪れたのは、クラクフ市北部の庶民地区に位置するサント・エドヴィジ教会。数年前から、この教会では少年の非行を防ぐための教育プログラムが進められており、その一環としてスポーツが大きな役割を果たしている。イタリアから飛んだコーチは現地インテルキャンパスの総責任者、オレク・カヴィオルスキーと地元スタッフの貴重な協力を得て、300人の子供たちを対象に活動を行った。
今年から、インテルキャンパス・ポーランドは活動の範囲を広げ、クラクフ郊外の児童養護施設と少年院でもプログラムを開始している。普通の生活を送れることが願いの両施設の少年たちにとって、インテルキャンパスの効果は大きいようだ。今回の訪問で最も心を打たれたのは、1年前に白血病と診断された10歳の少年、フラネク君。数サイクルの化学療法を受けて病気と戦い続けたフラネク君は最近、再びボールを蹴れるようになった。彼はまさに希望の象徴であり、我々みんなにとって尊敬すべき手本なのである。
広報部