ミラノ発 – インテル対サッスオーロ戦はゴールレスで終了した。人種差別反対キャンペーンのBUU(Brothers Universally United)バナーが設置されたサン・シーロには11,000人の子供たちが訪れ、両チームのGKは多くのセーブを披露。多数のチャンスはあったが勝者はいなかった。勝点1を獲得したインテルは第20節を終えて勝点40でリーグ3位に位置している。
試合開始からボールキープをしたインテルだが守備的なサッスオーロ相手になかなかシュートを放つ機会を作れなかった。最初のチャンスはサッスオーロに訪れる:14分、デ・フライのミスを逃さなかったロカテッリが抜け出し、ボックス内でシュートを打ったがゴール左を通過。インテルも3分後にマルセロ・ブロゾヴィッチのクロスからマティアス・ベシーノが頭で合わせるもゴールバーの上に外れた。徐々に調子を上げてきたサッスオーロはプリンス・ボアテングがボックス手前からコースを狙ったシュートを放つもサミル・ハンダノヴィッチがセーブ(20分)。続けて素晴らしい連係から最後はベラルディが得意の左足で狙うもゴール枠外(24分)。ホームのインテルは31分に決定機を訪れる:左サイドからイヴァン・ペリシッチがクロス。そこに走り込んだマッテオ・ポリターノが難しいバウンドを右足で合わせたがGKコンシーリがファインセーブ。40分にはベシーノが相手のクリアミスを直接叩くが再びGKコンシーリが抑え、前半は両チーム無得点で終わりを迎えた。
お互いに交代カードを使わず始まった後半はまずサッスオーロがビックチャンスを作り出す。左サイドからのクロスをボアテングがゴール前でヘディングシュート。しかしハンダノヴィッチがゴールライン手前で弾いて得点を許さなかった(55分)。その後はアウェイチームが優勢に試合を進め、インテルは攻撃の手詰まり感を払拭できずにいた。ルチアーノ・スパレッティは後半中盤にラジャ・ナインゴラン、終盤にボルハ・バレロとラウタロ・マルティネスを投入して攻撃の活性化を図る。83分、途中出場のラウタロが右からのクロスを頭で合わせたがGKコンシーリの正面。そして後半アディショナルタイム、サッスオーロの連続した決定的チャンスをインテル守備陣が体を張ってピンチを逃れる。試合終了直前の左CKからラウタロがフリーでヘディングシュート。しかしGKコンシーリにキャッチされ、試合終了のホイッスルがサン・シーロに響きわたった。
インテルは次節、アウェイでトリノと戦う(2019年1月27日(日)現地時間18時00)。
#ForzaInter Forever!!
インテル 0-0 サッスオーロ(前半0-0)
得点者: -
インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ、6 デ・フライ、37 シュクリニアル、18 アサモア;8 ベシーノ(20 ボルハ・バレロ 82分)、 77 ブロゾヴィッチ; 16 ポリターノ(10 ラウタロ 82分)、15 ジョアン・マリオ(14 ナインゴラン 60分)、44 ペリシッチ:9 イカルディ
ベンチ:27 パデッリ、2 ヴルサリコ、5 ガリアルディーニ、13 ラノッキア、23 ミランダ、29 ダルベルト、87 カンドレーヴァ
監督:ルチアーノ・スパレッティ
サッスオーロ:47 コンシーリ;21 リロラ、23 マニャーニ、6 ロジェリオ、13 ペルソ;32 ダンカン(68 ブラビア 73分)、73 ロカテッリ、12 センシ(4 マニャネッリ 76分); 25 ベラルディ、27 ボアテング、9 ジュリチッチ(20 ボガ 62分)
ベンチ:28 サタリーノ、79 ペゴロ、5 レモス、10 マトリ、30 ババカル、31 フェッラッリ、39 デル・オルコ、98 アジャポング、99 ブリニョーラ
監督:ロベルト・デ・ツェルビ
イエローカード:センシ、ブロゾヴィッチ、ロジェリオ、ペルソ
アディショナルタイム:1+3分
主審:パイレット
副審:デ・メオ、マラッツォ
第4審判:フォノー
VAR:バンティ、ヴィヴェンツィ
English version Versión Española Versi Bahasa Indonesia 中文版 Versione Italiana