ミラノ発 - インテル対サッスオーロ戦を明日19日（土）に控え、2019年度初となるプレマッチ記者会見に出席したルチアーノ・スパレッティ監督が蘇寧トレーニングセンターで記者達の質問に応じた。
ネラッズーリの監督は先ずBUU - Brothers Universally United - キャンペーンに言及、「これはスタジアム内で行われる醜い行為から距離を置く為に、クラブがネガティブな事件を大きな可能性へと変える道の1つだ。インテリスティは常に世界の兄弟であり続け、今日クラブにより発せられたメッセージは正にこの方向へと向かっている。正しい考えを分かつ我々の素晴らしいファン達の協力を期待している。明日スタジアムを訪れる幾千もの子供達は、我々のスポーツの未来を示す非常に重要なメッセージを発することになるだろう。すべてのサッカーファンが我々のメッセージを受け取り、人種差別撲滅に向け戦ってくれることを願っている」と語った。
サッカーに話が及ぶと同監督は「サッスオーロの幹部がこの数年間で成し遂げた偉業に称賛を述べたい。彼らは良いサッカーをし、確固たるアイデアをもっている - デ・ゼルビ監督を祝福したい。我々はリーグ戦を再開し、日常的な仕事に戻る。この数試合、自らのベストパフォーマンスを引き出せなかったとしても、我々はすべての対戦相手に対し攻撃的なサッカーで挑みたい。自らの目指すチームになる為に、継続的に自らのクオリティを見せる必要がある。私が思うにこの点において、ベネヴェント戦での勝利で成長を見せることができた。なぜならあの一戦は相手を侮る危険性のある試合だったからだ。我々がサッスオーロを苦手としている？これは我々のモチベーションを上げるにすぎない。私と選手達の目標は3ポイントを獲得することだ」と述べた。
シーズン後半戦へ向けてスパレッティが待ち望むことは何だろう：「後期我々がどれほどの勝点を獲得できるかはわからない。我々はインテルで大きな野望を持ち、できる限り最高の結果を出すつもりでいる。タイトルを手にしたいと思っている。インテルのような偉大なクラブがタイトルを獲得したのはもう随分前のことだ。容易ではないだろう。この数年我々より上位でシーズンを終えたナポリのような多くのライバルがいる。だが我々は相応しい勝利を彼らを相手に挙げて見せた」
また同監督は各選手についても言及した：「デ・フライ？彼は偉大なプロフェッショナル、かつ偉大な選手だ。多くのクオリティを有し、技術があり、どう守るべきかを知っており、キャラクターを有し、身体的な強さをもつ。クラブはハイクラスの選手を獲得した。ケイタ？彼が負傷を負ったのは残念だ。彼は良い時期を過ごしていたが、チームはどの欠員も埋めることができる。ナインゴラン？彼のフィットネスはトップコンディションへ戻りつつある。違いを生み出すためには、彼はトップコンディションに戻る必要がある。ここ最近、最高の状態でないことに対し彼は申し訳なく感じている。だが我々が待ち望んでいる状態に現在戻り、これからシーズン終了まで力を発揮することだろう」
監督はまたトランスファーウィンドウが開いている間、上がる噂の数々についても冗談を飛ばした：「我々クラブは全く混乱状態にはないよ。移籍期間中の真っただ中にあり、常のように我々の元に届く名前や憶測を受け入れている。インテルに関わる者は、ソーシャルメディアを通して我々のポストを誰もが目にし読むのだということを自覚する必要がある。この点に関してラノッキアのメッセージは素晴らしかった。自分自身よりもインテルのことを気にかけていると示してみせたからね」
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