ベルガモ発 – セリエAでのインテルの連勝記録がストップした。ネラッズーリはアウェイでアタランタと対戦し、4-1で敗れた。ハテブールとマンチーニ、ジムシティ、そしてゴメスがホームチームに得点をもたらし、インテルのゴールはマウロ・イカルディのPKゴールのみだった。
インテルは落ち着いたテンポで試合をスタートした。試合開始2分、ゴセンスが左サイドからクロスを上げるが、インテルDFがなんとかクリアする。その更に2分後、アタランタにとっての絶好のチャンスをハンダノヴィッチが防いだ。まずサパタのシュートをブロックしたインテル守護神は、セカンドボールを拾ったハテブールの逆サイドへのシュートにも素晴らしい反応を示してセーブした。執拗に攻め立てるアタランタは9分、左サイドからのゴセンスのグラウンダーのパスをハテブールが突き刺し、先制点を奪う。その2分後、インテルゴールを更なる危機が襲う。しかしイリシッチのシュートはダンブロージオに当たり軌道が変わってポストに直撃し、最終的にハンダノヴィッチがセーブした。22分、サパタのクロスから再びイリシッチにチャンスが訪れる。しかしタイミングが合わず、同選手が追加点を挙げることにはならなかった。34分にはインテルも同点のチャンスを作るが、ペリシッチのヘディングはクロスバーを越える。その後もイリシッチとトロイに決定機を許したインテルだが、ハンダノヴィッチの素晴らしいパフォーマンスのおかげでそれ以上点差が開くことはなく、1-0で前半を終えた。
スパレッティは後半から、ベシーノに代わりボルハ・バレロをピッチに送り出した。そしてインテルは、素晴らしい後半スタートを切った。ペナルティーエリア内でのマンチーニのハンドにより、PKを獲得したのだ。47分、このPKをマウロ・イカルディが冷静に決めて、試合を振り出しに戻す。この得点で勢いを得たネラッズーリは、数分後に次のチャンスを手にする。しかしポリターノのパワフルな左足シュートは枠外に飛んだ。しかしこの勢いも長くは続かなかった。63分、イリシッチのFKにマンチーニが頭で合わせ、アタランタが再びリードする。スパレッティはポリターノとミランダに代わり、ケイタとヴルサリコを途中出場させた。82分、ブロゾヴィッチのCKからガリアルディーニがチャンスを作ったが、ゴールネットを揺らすことはできない。その6分後、イリシッチのFKにジムシティが頭で合わせ、3-1に点差を広げる。その後、ブロゾヴィッチがこの日2枚目のイエローカードで退場となり、インテルは数的不利に陥る。更に90+4分、ゴメスがゴール右にシュートを決めてアタランタに4ゴール目をもたらし、インテルはアウェイで4-1の敗北を喫することとなった。
苦い敗北となったが、ネラッズーリはこの試合を可能な限り早く消化し、代表ウィーク後に再び勝利街道に戻らなければならない。インテルは11月24日(土)、サン・シーロでフロジノーネと対戦する。キックオフは現地時間20時30分(日本時間25日4時30分)だ。
アタランタ 4-1 インテル(1-0)
得点者:ハテブール(9分)、イカルディ(47分/ PK)、マンチーニ(63分)、ジムシティ(88分)、ゴメス(90+4分)
アタランタ:1 ベリシャ;2 トロイ(56分 21 カスターニュ)、19 ジムシティ、23 マンチーニ;33 ハテブール、15 デ・ローン、11 フロイラー、8 ゴセンス;10 ゴメス、72 イリチッチ、91 サパタ(71分 88 パシャリッチ)
ベンチ:95 ゴッリーニ、31 ロッシ、4 ヴァルザニア、13 ベッテッラ、22 ペッシーナ、24 リゴーニ、44 クルセフスキ、53 アドナン、90 バロウ
監督:ジャン・ピエロ・ガスペリーニ
インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ、23 ミランダ(71分 2 ヴルサリコ)、37 シュクリニアル、18 アサモア;8 ベシーノ(46分 20 ボルハ・バレロ)、77 ブロゾヴィッチ、5 ガリアルディーニ;16 ポリターノ(66分 11 ケイタ)、9 イカルディ、44 ペリシッチ
ベンチ:27 パデッリ、6 デ・フライ、10 ラウタロ、13 ラノッキア、14 ナインゴラン、15 J. マリオ、29 ダルベルト、87 カンドレーヴァ
監督:ルチアーノ・スパレッティ
イエローカード:ベシーノ、シュクリニアル、ハテブール、ガリアルディーニ、デ・ローン、ゴメス
イエローカード2枚で退場:ブロゾヴィッチ(92分)
アディショナルタイム:3+5分
主審:マレスカ
副審:スケノーネ、モンディン
第4審判:マリアーニ
VAR:グイダ、ポサド
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