イカルディのドッピエッタでSPALに勝利

 フェッラーラでインテル主将がドッペエッタを達成して、ネラッズーリはリーグ戦4連勝を成し遂げた。

 フェッラーラ発  - インテルはスタディオ・マッツァで連勝記録を伸ばした:公式戦6連勝(リーグ戦4連勝、チャンピオンズリーグ2連勝)。極めてタフな試合の結末はネラッズーリが2-1でSPALを下した。今夜の得点者はマウロ・イカルディ(14分、78分)とアルベルト・パロスキ(72分)だった。今夜の勝利でネラッズーリは勝点を16までに積み上げた。

 スロースタートとなったこの試合でインテルは最初のチャンスで先制弾を奪った。14分、先発復帰したシメ・ヴルサリコのクロスをマウロ・イカルディがゴール前でヘディングシュート。ボールはジュルーの腕に当たってコースが変わりそのままネットを揺らした。だがホームチームがすぐにネラッズーリに襲いかかる。まずフリーでペターニャがヘディングシュートするもサミル・ハンダノヴィッチがファインセーブ(16分)。更にその2分後にはジョアン・ミランダがボックス内でフェリペを倒してしまい、SPALがPKを獲得する。だがアンテヌッチがこの絶好機をゴール左に外してインテルはピンチを免れた。29分、ケイタ・バルデがシネオクからボールを奪ってゴール前にいたイカルディにパスをするもGKゴミスがボールに触ってインテルは追加点の絶好機を逃す。10分後にもネラッズーリが追加点まであと一歩まで迫る:右CKからマティアス・ベシーノが頭で競り勝ち、流れたボールがイカルディへ向かうが先にシネオクがゴールライン手前でクリアした。前半終了直前、フェリペ(44分)とヴァロッティ(45分)が同点ゴールに迫ったがハンダノヴィッチがそれを許さなかった。

 両チーム交代なしで始まった後半はSPALが優勢に試合を進め、63分にペターニャ、65分にシアタレッラにチャンスが訪れるがゴール枠外。インテルも70分に左サイドの崩しからラジャ・ナインゴランがシュートしたが上手くミートせず。120秒後、試合が振り出しに戻る:途中出場のアルベルト・パロスキが左サイドからのクロスを押し込んだ。しかし同点に追いつき勢いに乗るSPALをネラッズーリ主将が黙らせる。79分、イヴァン・ペリシッチの縦パスを受けたイカルディがトラップから冷静にゴール右隅にボールを流し込んだ(79分)。後半アディショナルタイムにはペリシッチと途中出場のマッテオ・ポリターノが3点目に迫った。そしてインテルは試合終了までSPALのパワープレーをはね返し続け、公式戦6連勝で代表ウィークを迎えることになった。

 今後約1週間は代表ウィークとなるが、その後はインテルにタフな試合が控えている:ミラノダービー(21日)、バルセロナ戦(24日)、ラツィオ戦(29日)。

 今もこれからもフォルツァ インテル!

SPAL 1-2 インテル(前半0-1)
得点者:
イカルディ(14分)、パロスキ(72分)、イカルディ(78分)

SPAL:1 ゴミス;4 シネオク、3 ジュルー、27 フェリペ、93 ファレス;29 ラッツァーリ、8 ヴァロッティ(25 エベルトン・ルイス 79分)、28 シアタレッラ、6 ミッシローリ(11 モンチーニ 83分);7 アンテヌッチ(43 パロスキ 66分)、37 ペターニャ
ベンチ:22 チャム、32 ミリンコヴィッチ、10 フロッカリ、
14 ボニファツィ、16 ヴァルディフィオリ、23 ヴィカリ、24 ディクマン、33 コスタ、97 ヴィタレ
監督:レオナルド・センプリチ

インテル:1 ハンダノヴィッチ; 2 ヴルサリコ、23 ミランダ、37 シュクリニアル、18 アサモア;8 ベシーノ、20 ボルハ・バレロ(10 ラウタロ 77分);11 ケイタ・バルデ(16 ポリターノ 67分)、14 ナインゴラン、44 ペリシッチ; 9 イカルディ(5 ガリアルディーニ 81分)
ベンチ:27 パデッリ、6 デ・フライ、13 ラノッキア、15 ジョアン・マリオ、29 ダルベルト、33 ダンブロージオ、87 カンドレーヴァ
監督:ルチアーノ・スパレッティ

イエローカード:ラッツァーリ、ヴァロッティ、ミッシローリ、シアタレッラ、ヴルサリコ、ミランダ
アディショナルタイム:1+4分

主審:マレスカ
副審:ヴィヴェンツィ、ヴァレリアーニ
4:イルッツィ
VAR:バンティ、リベルティ


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