インテルが2-1でフィオレンティーナを下して連勝数を伸ばす

 25日(火)夜、ネラッズーリはフィオレンティーナと対戦して最終的に2-1の勝利を奪った。先制ゴールはイカルディ、決勝ゴールはダンブロージオから生まれた。

 ミラノ発 – 先週、トッテナム戦とサンプドリア戦に勝利したインテルは勢いそのままに公式戦3連勝を達成。55,840人の観客がサン・シーロに訪れた今夜の試合でインテルはフィオレンティーナとの激闘を2-1で制した。ネラッズーリはマウロ・イカルディとダニーロ・ダンブロージオ、ヴィオラはフェデリコ・キエーザが得点した。

 キックオフから4分後、フィオレンティーナが最初のチャンスを作る。ボックス内でパスを受けたミララスが左ゴールポストを叩くシュートを放つ。インテルも前線からのプレスで相手のミスを誘い、最後はアントニオ・カンドレーヴァがボックス内でボレーシュートを放つがゴールバーの上に外れた(11分)。立て続けにインテルはヴィオラゴールに襲いかかる。ドリブルで駆け上がったラジャ・ナインゴランのラストパスをマウロ・イカルディ(15分)、カンドレーヴァのマイナスのクロスからイヴァン・ペリシッチ(18分)が狙うもネットを揺らせなかった。

 ヴィオラもシメオネが絶好機を迎えたがサミル・ハンダノヴィッチが素晴らしい反応で止めた(33分)。そして44分、カンドレーヴァのクロスがウーゴの手に当たったとしてVARで判定されることになった。主審マッツォレーニは自身で確認した後、インテルにPKを与える。これをイカルディがゴール右隅に冷静に決めてインテルが先制に成功。同時にネラッズーリ主将が今季リーグ戦初得点を記録した(45分)。

 両チームともに選手交代なく始まった後半は53分にキエーザのシュートがミラン・シュクリニアルに当たりそのままゴールネットを揺らし、試合は振り出しに戻った。息を吹き返したフィオレンティーナは途中出場のマルコ・ピアツァ(60分)、キエーザ(63分)がシュートを放つがハンダノヴィッチが防ぐ。

 ハーフタイム後になかなかチャンスを作り出せていなかったネラッズーリが再びリードを奪った:高い位置からプレスを仕掛けて奪ったボールをダンブロージオがイカルディーとワンツー。そして同SB選手は左足を振り抜いて貴重な勝ち越しゴールをホームチームにもたらした(78分)。その3分後には途中出場のケイタ・バルデが胸トラップからドライブシュートで試合を決めにかかるも、ゴールバーの上に外れてしまった。

 試合終盤にフィオレンティーナが何度も攻撃を組み立ててきたが、最後の場面でしっかりとブロックしたインテルが勝利を掴んだ。

 インテルの次の対戦カードはホームでのカリアリ戦(日本時間30日3時30分キックオフ)である。フォルツァ、インテル! 

インテル 2-1 フィオレンティーナ(前半1-0)
得点者:
イカルディ(45分、PK)、キエーザ(53分)、ダンブロージオ(78分)

インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ、6 デ・フライ、37 シュクリニアル、18 アサモア;8 ベシーノ(11 ケイタ・バルデ 68分)、77 ブロゾヴィッチ;87 カンドレーヴァ(16 ポリターノ 58分)、14 ナインゴラン、44 ペリシッチ(5 ガリアルディーニ 88分); 9 イカルディ
ベンチ:27 パデッリ、10 ラウタロ、13 ラノッキア、15 ジョアン・マリオ、20 ボルハ・バレロ、29 ダルベルト
監督:ルチアーノ・スパレッティ

フィオレンティーナ:1 ラフォント;4 ミレンコヴィッチ、20 ペッセッラ、31 ウーゴ、3 ビラーギ;24 ベナッシ(28 ヴラホヴィッチ 84分)、17 ヴェレトゥ、26 フェルナンデス(8 ジェルソン 64分);25 キエーザ、9 シメオネ(10 ピアツァ 55分)、11 ミララス
ベンチ:69 ドラゴワスキ、2 ラウリーニ、5 チェッケリーニ、6 ノルガールト、7 エイセリック、14 ダボ、16 ハンコ、34 ディクス、77 テロー
監督:ステファノ・パオリ

イエローカード:キエーザ、フェルナンデス、アサモア、ミララス
アディショナルタイム:2+5分

主審:マッツォレーニ
副審:デル・ジョヴァネ、ロンゴ
4審:マリネッリ
VARフイッラティ、ヴィヴェンツィ


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