ミラン・シュクリニアルがサードキットのプロモーションビデオに彫刻家として登場

 インテルディフェンスの要である同選手がミラノのドゥオーモに着想を得た2018-29シーズンサードキットのプロモーションビデオに登場した。

 ミラノ発 - 今季サードキットのファン向けのプロモーションビデオを要約するのには、都市の名前を出すだけで十分だろう。

 ミラノとインテル。同じコインの裏と表を成し、数多くの多彩な要素が交わって生まれた。その要素の1つが1908年のクラブ創設の際にも存在し、その110年後には新ユニフォームのデザインとなったドゥオーモの大理石の彫刻である。

 だがこの彫刻を彫り上げるに相応しい、理想的な人物は誰だろう?それはプロモーションビデオの主役を務めるミラン・シュクリニアルだ。彼こそが自らの名によって運命を決められるよりもはるか以前から、ミラノに宿命付けられた人物だといえる。彼はネラッズーリのゴールを守る、大理石のような鉄壁の守備の象徴である。

 我々がピッチ上で目にするように、背番号37を背負ったスロヴァキア人が汗を滲ませ重厚な大理石のブロックを彫る。その様がドゥオーモのディテールを映した映像と組み合わされる。

 鍵となる瞬間は、シュクリニアルが最後に自らの創造物を披露するその時だ。彼は埃まみれの手もそのままに、汚れたその身にサードキットを纏い台座へと登る。

 視聴者はミラノとインテルを繋ぐ、真の一体感と連帯を目の当たりにすることになる。

 今回のプロモーションビデオは古典的なサッカーの比喩的用法から離れ、ファッションが持つ美的価値を前面に押し出した。ミラノはスタイルと同義語であり、ミラノ・ファッションウィークを数日後に控えた今、このような関連性は大きな価値を持つことになるだろう。

 ファッションとインテル:ミラノを支える2つの支柱が堅く結びつく今この時、サードキットはついにインテル対パルマ戦が行われるピッチ上に登場する。


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INTER THIRD KIT 2018/19 - MADE OF MILANO

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