インテルが3-0でボローニャを粉砕

 ネラッズーリはナインゴラン、カンドレーヴァ、ペリシッチの得点で今季リーグ戦初勝利をスタディオ・ダッラーラで手にした。

  ボローニャ発 – 3ゴールが勝点3に直結した。インテルは開幕2節まで勝利から見放されたが、今日の試合で調子を取り戻した。ナインゴランの先制弾(デビュー戦ゴール)まで多くの時間帯で試合を支配したインテルはカンドレーヴァとペリシッチの得点でリードを広げてスコアを0-3とした。スパレッティのチームは完璧な形で代表ウィークを迎えることになった。

 多くのメンバー変更を行ったルチアーノ・スパレッティ率いるインテルは試合開始から積極手にプレーを見せる:イヴァン・ペリシッチがヘディング(2分)、ロベルト・ガリアルディーニ(5分)とナジャ・ナインゴランがミドルシュート(6分)で先制弾を狙うも枠を外れた。一方、ボローニャがこの試合最初の絶好機を迎える。ヘランダーがゴール前でヘディングシュートを放つがサミル・ハンダノヴィッチがゴールライン手前で防いだ(9分)。その後はネラッズーリが試合の主導権を握り、リズムを作り出していく。そして23分に今日ワントップに入ったケイタ・バルデに絶好機が訪れたが、活かすことができなかった。インテルはパスワークと連係で突破を試みるもボックス内で思い通りの展開を作れない。ボローニャも守備に奔走する時間が多かったが、常にカウンター攻撃を狙っていた。しかし前半はゴールレスで終わりを迎えた。

 ハーフタイムでの交代はなく後半が始まり、前半同様にインテルがボールを保持する展開が続いた。まずケイタ・バルデがボックス内でガリアルディーニのパスをダイレクトシュート。しかし外のサイドネットを揺らす(53分)。ボローニャもカウンターからジェマイリがミドルシュートを複数回打ったが、ハンダノヴィッチを脅かすまでにいかず。後半中盤に差し掛かかり、インテルが先制弾を獲得する:マッテオ・ポリターノのパスを受けたナジャ・ナインゴランがボックス内で右足を一閃。ボールはゴール左隅に吸い込まれて、ネラッズーリが待望のゴールを手にした。先制を許したホームチームもマッティエッロのクロスをサンタンダーが頭で合わせる。ハンダノヴィッチは反応できなかったがシュートは僅かにゴール左に外れた(74分)。スパレッティは追加点を狙いにナインゴランとケイタ・バルデをベンチに下げて、マティアス・ベシーノとアントニオ・カンドレーヴァをピッチへと投入する。この策が大きな実を結ぶ:まずペリシッチのクロスをカンドレーヴァ(82分)、ベシーノの折り返しからペリシッチ(85分)が立て続けにゴールを奪った。試合を決めたインテルはゲーム終了のホイッスルまで危なげないサッカーを披露し、今季リーグ戦初勝利を集中に収めた。

 代表ウィーク終了後、インテルは次節パルマ戦(9月15日、または16日)に臨む。

ボローニャ 0-3 インテル(前半0-0)
得点者:
ナインゴラン(66分)、カンドレーヴァ(82分)、ペリシッチ(85分)

ボローニャ:28 スコルプスキ;4 デ・マイオ(7 オルソリーニ 72分)、23 ダニーロ、18 ヘランダー;14 マッティエロ、16 ポリ(30 オクウォンクウォ 75分)、5 プルガー、31 ジェマイリ、35 ダイクス;9 サンタンダー、91 ファルチネッリ(22 デストロ 79分)
ベンチ:29 サントゥッロ、99 ピラナ、3 ゴンザレス、8 ナギー、11 クレイッチ、15 エムバイェ、19 バレンシア、32 スヴェンベルグ、33 カラブレシ
監督:フィリポ・インザーギ

インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ(2 ヴルサリコ 86分)、6 デ・フライ、37 シュクリニアル、18 アサモア;、77 ブロゾヴィッチ、5 ガリアルディーニ;16 ポリターノ、14 ナインゴラン(8 ベシーノ 78分)、44 ペリシッチ;11 ケイタ・バルデ(87 カンドレーヴァ 79分)
ベンチ:27 パデッリ、9 イカルディ、10 ラウタロ、13 ラノッキア、20 ボルハ・バレロ、23 ミランダ、29 ダルベルト
監督:ルチアーノ・スパレッティ

イエローカード:ジェマイリ、ガリアルディーニ
アディショナルタイム:1+4分

主審:ディ・ベッロ
副審:アラッシオ、ロ・シセロ
4審:アッバティスタ
VARイラッティ、ヴィヴェンツィ


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