ミラノ発 - 「私たちは、再び星々を仰ぎ見る」、正にこのスローガンにふさわしく、インテルが再びヨーロッパのスターと対戦する。モンテカルロでの抽選の結果、ルチアーノ・スパレッティ率いるインテルはグループBでバルセロナ、トッテナム・ホットスパー、そしてPSVアイントホーフェンと対戦することが決まった。
エルネスト・バルベルデが監督を務め、昨シーズンに直近10年で7回目のリーグ優勝を果たしたスペイン王者バルセロナがヨーロッパで最も大きな大会に臨むのは、今季で29回目になる。同クラブは直近13シーズンで4回CLで優勝している。バルセロナのキャプテンでスター選手のリオネル・メッシはCLで通算100ゴールを決めており、同大会の歴代最多得点者リストの2位となっている。バルセロナはカンプ・ノウを会場とした直近のCL戦26試合中24試合に勝利しており、残る2試合は引き分けだった。そしてグループステージでは、直近22試合で17勝1敗4分という戦績を誇る。インテルとバルセロナの直近10試合の対戦成績は、インテルの2勝5敗3分だ。ネラッズーリが前回バルセロナと対戦したのは2009-10シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝で、インテルはサン・シーロで3-1で勝利した後にカンプ・ノウで1-0にて敗北し、最終的に決勝進出を果たした。この大会でネラッズーリはマドリードで行われた決勝でバイエルン・ミュンヘンに勝利し、CL優勝に輝いた。
監督マウリシオ・ポチェッティーノが指揮するトッテナム・ホットスパーは今シーズン、計5回目のCL出場で、連続3回目となるグループステージ出場を果たした。ロンドン北部をホームとする同クラブが、2017-18シーズンのCL戦で敗北したのはわずか1試合のみ。計8試合のうち、残り7試合は5勝2分という成績だった。主将のウーゴ・ロリスは、ロシア・ワールドカップでキャプテンとしてフランス代表を率いた。トッテナム副主将のハリー・ケインは2018年W杯で得点王に輝き、CLでは自身にとって最初の10試合で9ゴール2アシストを記録する活躍を見せた。インテルとは2010-11シーズンのCLと2012-13シーズンのヨーロッパリーグで対戦しており、その戦績はそれぞれホームで2勝、アウェイで2敗と互角だ。
監督マルク・ファン・ボメル率いるPSVアイントホーフェンは2017-18シーズンのエールディヴィジ優勝後、プレーオフにてアウェイで3-2、ホームで3-0の勝利を収めてBATEボリソフを破り、チャンピオンズリーグ・グループステージ進出を決めた。アイントホーフェンにとってこれは26回目のCL出場だ。同クラブは1988年にCL優勝を果たしている。現在のキャプテンは28歳のFWルーク・デ・ヨングで、166試合出場82ゴールと、クラブのトップスコアラーでW杯でも活躍したメキシコ代表イルビング・ロサノ(29試合出場17ゴール)に並ぶスター選手の1人だ。インテルとアイントホーフェンが対戦したのは唯一2007-08シーズンのCLグループステージのみで、当時ネラッズーリはサン・シーロで2-0、オランダでのアウェイ戦で1-0の勝利を収めた。
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