マドリード発 – インテルはアトレティコ・マドリードから勝利を収めてワンダ・メトロポリターノを去った。ネラッズーリは2018年インターナショナル・チャンピオンズカップで勝点7を積み重ねたが、得失点差でトッテナムとドルトムントに次ぐ3位で同大会を終えた。
試合開始から両チームは主導権を握ろうと果敢に前からプレッシャーをかけた。そして最初のチャンスはインテルが作り出す。11分、アサモアからのスルーパスを受けたイカルディがボックス内でシュートするが、飛び出してきたオブラクが体で防いだ。14分には遠い位置からブロゾヴィッチが左足でシュートするも、ここも同アトレティコGKがセーブ。そして31分にインテルが均衡を破る。左サイドからアサモアがアーリークロスをファーサイドに送る。そこにラウタオ・マルティネスが右足ジャンピングボレーで豪快にネットを揺らした。前半残り5分、アトレティコもフェリペ・ルイスがボックス内で得意の左足を振り抜くもゴールの上に外れた。前半終了直前、ミランダのパスミスを拾ったコケがコレアにライストパス。アトレティコ背番号10はゴール右隅に流し込むも、ビデオ判定後にオフサイドの判定で取り消しとなり、インテルが1点リードしてハーフタイムを迎えた。
後半開始から同点を狙うアトレティコが積極的に前へ出る。まず右CKからディエゴ・コスタが頭で合わせるもゴールバーの上に外れ(52分)、その2分後にはフアンフランがボックス内で決定機を得るもダルベルトがシュートブロック。反対にインテルもポリターノの右CKからラウタロが頭で合わせたが、わずかにゴール左に外れた(58分)。60分過ぎに両チームとも多くの選手交代を行うも、試合のリズムは落ちてゴールチャンスは生まれなかった。試合終了直前にアトレティコがインテルゴールを襲う。右サイドからマルティネスがセンタリングをゴール前に送り、ヴィトロがフリーでヘディングシュート。しかしハンダノヴィッチがゴールライン上で弾き出し、シュクリニアルが頭でクリアした。
アディショナルタイム4分が過ぎてインテルが勝利を確定した。来週からネラッズーリは開幕ゲームのサッスオーロ戦に向けて練習を行う。
アトレティコ 0-1 インテル(前半0-1)
得点者:マルティネス(30分)
アトレティコ:13 オブラク;20 フアンフラン、24 ヒメネス、2 ゴディン、3 フェリペ・ルイス;5 パルテイ、8 サウール、6 コケ、11 レマー;10 コレア、19 ディエゴ・コスタ
控え:1 アダン、4 アリアス、7 グリーズマン、9 カリニッチ、14 ロドリゴ、15 サヴィッチ、18 マルティンス、21 ルーカス・エルナンデス、23 ヴィトロ、30 オラべ、32 ガルセス、35 モンテロ、47 ムノス
監督:ディエゴ・シメオネ
インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ(13 ラノッキア 80分)、23 ミランダ(6 デ・フライ 60分)、37 シュクリニアル、29 ダルベルト;8 ベシーノ(87 カンドレーヴァ 80分)、18 アサモア(5 ガリアルディーニ 60分);16 ポリターノ(7 カラモウ 71分)、77 ブロゾヴィッチ(20 ボルハ・バレロ 60分)、10 ラウタロ・マルティネス(15 ジョアン・マリオ 71分);9 イカルディ
控え:27 パデッリ、46 ベルニ、40 エンメルス、67 ザッパ、74 サルセド、
監督:ルチアーノ・スパレッティ
イエローカード:ディエゴ・コスタ、ラウタロ
アディショナルタイム:1+4分
主審:アレハンドロ・エルナンデス・エルナンデス
副審:テオドロ・ソブリノ・マガン、ホセ・ナランホ・ペレス
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