ハッピーバースデー、ハビエル!

 45年前の今日、ブエノス・アイレスで生を受け、現在ネラッズーリの副会長を務めるハビエルの誕生日に際し、心からの祝意を表する。

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 ミラノ発 - ピッチ上だけでなくピッチ外に置いてもスペクタクルな経歴を積み、今尚ネラッズーリでそのキャリアを重ねている。本日10日に45歳の誕生日を迎えるハビエル・サネッティは、その内の23年をインテレスティとして過ごした。

 マッシモ・モラッティが熱望した選手が初めてアッピアーノ・ジェンティーレの地面を踏んだのは1995年の夏のことだ。ネラッズーリ加入時における同選手の態度は控えめで、その全キャリアを貫き通した謙遜に満ちていた。”ツィオ”・ベッペ・ベルゴミはハビエルと行った初練習を「僕らはボールをキープし、彼は一度としてそれを奪われることはなく、彼の足元に貼り付いていた。僕はあの日、彼はインテルと共に歴史を築くことになる、と思ったんだよ」と述懐。この瞬間、伝説の幕が開けた。

 サネッティは背番号4を選び、続く19年間ネラッズーリでその番号を背負い続けた。858試合、21ゴール、16タイトルを記録し、そこには1度のチャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ、UEFAカップ制覇と5度のスクデット獲得、4度のコッパ・イタリアとスーペル・コッパ・イタリアーナ優勝が数えられる。アルゼンチン代表でも145試合に出場し、インテルのキャプテン、クラブ記録保持者、クラブのアイコンとして躍動。そして2013-2014シーズン、40年と281日という年齢を迎えたその日、「僕はインテル、僕のホームでキャリアを終えることを夢見てきた。そしてそれを実現できたことを誇りに思う」という言葉と共にピッチへと別れを告げた。

 ピッチを降りて間もなく、サネッティはインテルの副会長として人生の新しい一章を綴ることとなった。この役職に就いたことで同氏はクラブの体現する価値をイタリア、欧州、そして世界へと広め、 また彼とネラッズーリとの繋がりは永遠に続くものとなった。「自分がこの上なく評価することのために残りの人生を捧げられるのは栄誉に他ならない。私の家族、また私自身もここでの素晴らしい時間を堪能し、また私にとりそれはインテルだといえる」

 FCインテルナツィオナーレ・ミラノ、インテル・フォーエバー、また世界中のインテルファンを代表し、ハビエル・サネッティの誕生日に心からの祝辞を述べる!誕生日おめでとう!


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