ニース発 – インテルの今季開幕は徐々に近づいてきている。インターナショナル・チャンピオンズカップ2018のチェルシー対インテル戦(ペドロ、ガリアルディーニ)は1-1のまま90分間で勝敗がつかずPK戦まで縺れ込み、同イングランドチームが勝利した。
チェルシーは開始から非常にアグレッシブにプレーをして9分で先制点を奪う。モラタがボックス内でカンドレーヴァからボールを奪い、角度のない位置から左足シュートを放つ。ハンダノヴィッチが体に当てるもこぼれ球をペドロが押し込んだ。インテルも21分に反撃:右サイドからカンドレーヴァがシュート性のクロスをゴール前に送り、そこへイカルディが飛び込むも一歩届かず。36分には右サイドのスペースでデ・フライのロングパスを受けたカンドレーヴァがマイナスのクロス。反応したイカルディはスルーし、そこへポリターノが得意の左足でダイレクトシュート。だがわずかにゴール左に外れた。前半終了間際に3対3の局面を迎えるもイカルディが得点に繋がるプレーを出せず、1-0のまま前半は終了した。
後半開始からルチアーノ・スパレッティはエンメルスをベンチに下げて、ラウタロをピッチへ送る。すぐに同点に追いつきたいインテルはポリターノの強烈なシュートでチェルシーゴールを襲うも、後半から入ったカバネロにセーブされる。だが49分にインテルが同点弾を奪う:アサモアが中盤でボールを奪い、前線のイカルディへパス。ネラッズーリ主将はドリブルでボックス付近に進み、追い越して来たガリアルディーニにボールを渡す。同イタリア人選手はダイレクトで右足を振り抜いてゴール左ネットを揺らした。65分に両チームとも多くの選手交代を行う。そこからチェルシーが攻撃のリズムを作り出す:途中出場のアブラヒムがボックス内で振り向きざまから狙うもハンダノヴィッチが阻止(69分)。さらに82分、ジョルジーニョのコースを狙ったシュート。しかしここもインテル守護神ハンダノヴィッチが素晴らしいセーブでCKへ逃れた。インテルもアディショナルタイムに途中出場したカラモウの低いセンタリングをラウタロが右足で直接叩くもGKカバレロが好セーブ。
90分間では決着が決まらずインターナショナル・チャンピオンズカップの規定によりPK戦へ突入した。ラノッキア、ガリアルディーニ、ラウタロ、カラモウは成功しだがシュクリニアルがPKを失敗して、全選手が成功したチェルシーが勝利を収めた。
次の一戦はレッチェでリヨンと対戦する(8月4日)。#ForzaInter!!
チェルシー 1-1 インテル(前半1-0) PK戦:5-4
得点者;ペドロ(9分)、ガリアルディーニ(49分)
チェルシー:59 ブルカ(1 カバレロ 46分);21 ザッパコスタ(28 アスピリクエタ 46分)、20 ダヴィド・ルイス(2 ルディガー 65分)、44 アンパドゥ(19 アブラハム 65分)、3 アロンソ(15 モーゼス 65分);4 ファブレガス(6 ドリンクウォーター 46分)、5 ジョルジーニョ、8 バークレイ(14 バカヨコ 46分);20 フドソン=オドイ(32 ピアソン 83分)、9 モラタ(33 エメルソン 65分)、11 ペドロ(27 クリステンセン 65分)
ベンチ: 31 グリーン、17 ムソンダ
監督:マウリツィオ・サッリ
インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ、6 デ・フライ(13 ラノッキア 65分)、37 シュクリニアル、29 ダルベルト(74 サルセド 83分);5 ガリアルディーニ、14 エンメルス(10 ラウタロ 46分);87 カンドレーヴァ(65 ロリッチ 65分)、16 ポリターノ(67 ザッパ 83分)、8 アサモア;9 イカルディ(7 カラモウ 65分)
ベンチ:27 パデッリ、46 ベルニ、59 デキッチ、14 ナインゴラン、20 ボルハ・バレロ、61 サラ、64 ノラン、68 デミロヴィッチ
監督:ルチアーノ・スパレッティ
イエローカード:ダンブロージオ
アディショナルタイム:2+2分
主審:Rainville
副審: Stein、Pasqualotti
第4審:Vernice
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