#INTERONTOUR:インテル 3-3 ゼニト・サンクトペテルブルク

 ピサのアレーナ・ガリバルディで行われた白熱したテストマッチは引き分けに終わった。アントニオ・カンドレーヴァ、マウロ・イカルディ、ラウタロ・マルティネスがインテルに得点をもたらした。

 ピサ発 – ルチアーノ・スパレッティ率いるインテルは、ピサのアレーナ・ガリバルディでゼニト・サンクトペテルブルクと#InterPreSeason3試合目となるテストマッチを行い、今季初の引き分け(3-3)で試合を終えた。

 両チームとも早い段階から高い位置でプレスをかけるが、不精確なボールの扱いが目立つ。しかしアントニオ・カンドレーヴァが膠着状態を破った。インテルの87番はダンブロージオとのスイッチプレー後、右足を一閃し、力強いシュートを決めた。

 ルチアーノ・スパレッティ指揮下のインテルはその後も追加点を狙って積極的に仕掛けるが、次にゴールを挙げたのはゼニトだった。スローイン後のノボアの素早いシュートを前にハンダノヴィッチは為すすべなく、ロシアのチームに同点弾を許す。インテルは40分、追加点のビックチャンスを作り出す。ポリターノのパスをイカルディが中央で受けて相手選手を引きつけ、ボルハ・バレロにスペースを作る。同スペイン人MFのシュートはゼニト選手のブロックで軌道が変わり、GKルニョフには止められなかったものの、ゴールラインを割る前にメヴリャにクリアされた。

 だがボルハ・バレロは、後半開始直後に再びネラッズーリに絶好のチャンスを演出する。ポリターノのクロスを受けた同選手がペナルティーエリア内で倒され、インテルがPKを獲得したのだ。これをマウロ・イカルディが落ち着いて決め、チームにリードをもたらした。だが今回もネラッズーリのリードは長く続かなかった。マクが鋭角からパワフルなシュートを放ち、同点ゴールを記録。スコアは2-2となった。

 インテルとゼニトは攻撃の手を緩めず、同時にカウンターチャンスも見逃さない。エルナニの得点でゼニトに一時逆転を許したインテルだが、イカルディに代わり途中出場したラウタロ・マルティネスが直後に同点ゴールを挙げ、3-3とする。これ以降は両チームとも特筆すべきチャンスを得られず、テストマッチは3-3の引き分けで幕を閉じた。ネラッズーリは7月24日(火)、アウェイでシェフィールド・ユナイテッドと対戦する。

インテル 3-3 ゼニト・サンクトペテルブルク

得点者:16分 カンドレーヴァ、27分 ノボア、50分 イカルディ、64分 マク、73分 エルナニ、75分 ラウタロ

インテル:​1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ(34分 67 ザッパ)、6 デフライ(20分 13 ラノッキア)、37 シュクリニアル、29 ダルベルト;5 ガリアルディーニ、18 アサモア(32分 65 ロリッチ)、16 ポリターノ(32分 32 コリディオ)、20 ボルハ・バレロ(20分 40 エンメルス)、87 カンドレーヴァ(32分 74 サルセド)、9 イカルディ(20分 10 ラウタロ)
ベンチ:27 パデッリ、46 ベルニ、59 デキッ、63 ポンペッティ、64 ノラン、68 デミロヴィッチ
監督:ルチアーノ・スパレッティ

ゼニト・サンクトペテルブルク:99 ルニョフ;2 アニュコフ、5 パレデス(37分 8 クラネビッテル)、6 イヴァノヴィッチ(20分 13 ネト)、10 リゴーニ(1分 24 マク)、11 ドリウッシ(20分 14 クジャエフ)、15 ナビウリン、16 ノボア(33 エルナニ)、17 シャトフ(37分 27 オズドエフ)、22 ジューバー(20分 29 ザボロトニー)、23 メヴリャ
ベンチ:1 ロディーギン、41 ケルジャコフ、19 スモルニコフ、25 スクロボトフ、26 チェルノフ、77 ジョルジェヴィッチ
監督:セルゲイ・セマク

主審:ジャンルカ・マンガニエッロ
副審:シュテファノ・リベルティ、ダリオ・チェッコーニ
第4審:フランチェスコ・メラヴィーリャ


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