ラウタロ・マルティネスがネラッズーリに!

 #WelcomeLautaro、アルゼンチン出身の20歳のFWがインテルとの5年契約にサインを済ませた。

 ミラノ発ラウタロ・マルティネスが正式にインテル選手になった。アルゼンチン出身の同FWはインテルと2023年6月30日までの5年契約を結んだ。

 1997年8月22日にパタゴニアとの国境に近いブエノスアイレス州バイアブランカに生まれた同選手は、地元クラブのアトレティコ・リニアルスでサッカーを始めた。その後ラシン・クラブ・デ・アベジャネーダのアカデミーに入り、18歳になったばかりの2015年11月1日にクルセロ・デル・ノルテ戦80分に途中出場し、プロデビューを果たした。まるで運命を示唆するようだが、この時ラウタロが交代したのは、インテルのアイコンであるディエゴ・“エル・プリンシペ”・ミリートだった。

 その1年後の2016年11月19日、ラウタロはアウェイにて1-1で引き分けたウラカン戦でプロ初ゴールを挙げる。その後ラウタロは、統計データが表すように目覚しい成長を遂げ、2016-17シーズンは28試合に出場して9ゴールを記録した。更に2017-18シーズンには同じく28試合に出場し、コパ・リベルタドーレスでの5ゴールを含む18ゴールを挙げている。

 アルゼンチンサッカーの期待の星ラウタロは“エル・トロ(牡牛)”として知られ、アルゼンチンのユース代表としてもその才能を証明した。ラウタロは2017年、南米ユース選手権で5ゴール決めて得点王に輝いた。またU20ワールドカップでは2試合に出場し、2得点を挙げている。2018年3月27日にはスペインとの親善試合59分にゴンサロ・イグアインと交代で途中出場し、A代表デビューを果たした。

 ラウタロは身長174cmで両足を使うことのできるFW選手だ。スピードがあってフィジカルも強く、センターフォワードとしてもトップ下としてもプレーできる。過去数ヶ月にヨーロッパのクラブの試合を見てきた“エル・トロ”は、インテルでの新しい挑戦に向けて準備万端整った状態だ。インテルにようこそ、ラウタロ!


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