ローマ発 – インテルが来季チャンピオンズリーグ出場を決めた！スタディオ・オリンピコで大逆転の勝利を収めたインテルがラツィオとの直接対決成績の結果、今季リーグ戦4位となった。
キックオフからインテルがボールをキープするも、最初のゴールはラツィオに訪れる。9分、マルシッチがボックス内でシュートを放ち、シュートブロックに入ったイヴァン・ペリシッチの顔面に当たってコースが変わってゴールに吸い込まれた。リードを許したネラッズーリも同点ゴールのチャンスを迎える：ジョアン・カンセロのパスカットからマウロ・イカルディがボックス内で右足を振り抜くもゴール左に外れた（22分）。しかしラツィオが再びインテルゴールに襲い掛かる。24分、ミリンコヴィッチの直接FKがゴールポストに直撃してインテルはさらなる失点を免れた。
だがその5分後に試合が振り出しに戻る。マルセロ・ブロゾヴィッチの左CKから最後はダニーロ・ダンブロージオが気力でねじ込んだ。だが前半残り5分を切った時間帯でラツィオが再びスコアボードを動かす。カウンター攻撃から最後はルリッチのスルーパスを受けたアンデルソンが冷静にゴール左隅にシュートを流し込んだ（41分）。前半終了間際にミリンコヴィッチ、ペリシッチがシュートを放つもゴールとはならず、ホームチームが1点リードでハーフタイムを迎えた。
後半開始からインテルは同点ゴールを狙いにボールを回して攻撃の機会を伺う。ペリシッチ（56分、58分）、途中出場のエデル（64 分）のヘディングシュートは実を結ばず。72分には主審ロッキが右CKの流れから、ラツィオのファールを認めてインテルにPKを与えるも、同主審はVAR判定後に取り消した。
だが77分にエデルのダイレクトパスをボックス内で受けたインテル主将がピッチ内で倒されPKを獲得し、落ち着いてゴール右隅に沈めた。さらに勢いを増したネラッズーリに追い風が吹く：ブロゾヴィッチにファールをしたルリッチがこの試合2枚目のイエローカードで退場処分となり、アウェイチームが数的有利となった（79分）。
そして82分、インテルに歓喜の瞬間がやって来る。ブロゾヴィッチの右CKからマティアス・ベシーノが頭で叩いてこのゲームの決勝点&チャンピオリンズリーグ出場権を引き寄せるゴールを奪った。その後はラツィオのパワープレーをはね返したネラッズーリが勝者として試合終了を迎え、7年ぶりとなるCL出場権獲得を達成した。
ラツィオ 2-3 インテル（前半2-1）
得点者：マルシッチ（分）、ダンブロージオ（29分）、アンデルソン（41分）、イカルディ（77分、PK）、ベシーノ（82 分）
ラツィオ：1ストラコシャ；27 ルイス・フェリペ、3 デ・フライ（7 ナニ 84分）、26 ラドゥ（15 バストス 78分）、77 マルシッチ、96 ムルジャ；6 レイヴァ、21 ミリンコヴィッチ、19 ルリッチ；10 アンデルソン、17 インモービレ（5 ルカク 75分）
ベンチ：77 グリエリエリ、25 ヴァルギッチ、4 パトリック、8 バスタ、13 ウォレス、20 カイセド、22 カセレス、88 ディ・ジェンナーロ
監督：シモーネ・インザーギ
インテル：1 ハンダノヴィッチ； 7 カンセロ、37 シュクリニアル、25 ミランダ、33 ダンブロージオ（13 ラノッキア 81分）；11 ベシーノ、77 ブロゾヴィッチ； 87 カンドレーヴァ（23 エデル 67分）、8 ラフィーニャ（17 カラモウ 68分）、44 ペリシッチ；9 イカルディ
ベンチ：27 パデッリ、46 ベルニ、2 リサンドロ・ロペス、5 ガリアルディーニ、20 ボルハ・バレロ、21 サントン、29 ダルベルト、99 ピナモンティ
監督：ルチアーノ・スパレッティ
イエローカード：ミランダ、ルリッチ、レイヴァ、ダンブロージオ、ストラコシュ
累積退場：ルリッチ（34分、79分）
アディショナルタイム：2+4分
主審：ロッキ
副審：リベラトーレ、フィオーレ
第4審判：グイダ
VAR：イラッティ、ヴオト
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