インテル・フォーエバー:スタンフォード・ブリッジでのビッグイベント

 全収益が寄付されるチャリティーマッチでインテル・フォーエバーはマテラッツィ、スアソのゴール、またカラグーニスの2得点によりチェルシー・レジェンズを4-1で下した。

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 ロンドン発 - 全収益の寄付を目的としたチャリティマッチは大成功で幕を閉じた。スタンフォード・ブリッジで開催されたチェルシー・レジェンズにとっては初試合となるレイ・ウィルキンス・メモリアルマッチには30,000人以上のファンが足を運んだ。

 ネラッズーリのイングランドツアーはディ・マッテオに先制点を許したものの、その後4-1の逆転勝利を収める好スタートを切った。マテラッツィがヘディングシュートで同点に追いつくと、スアソがゴール前からボールを押し込んでネットを揺らし前半が終了。後半、カラグーニスが2得点の活躍を見せた。

 リカルド・フェッリ監督は試合後「レイ・ウィルキンス・メモリアルマッチという感動的な背景を持つ素晴らしい試合だった。多くの友を持つチェルシーという偉大なる対戦相手との試合でもあった。これこそがインテル・フォーエバーの持つ意義だ。昨晩、我々は皆でディナーを共にし、長い時を経て再び共に時間を過ごすという素晴らしい機会を得た。勝利は重要ではない。参加することこそに意味が有る。だが数時間を共にしたただけで、真のチームとして結束したのは類稀なることだといえる。ネラッズーリカラーへの敬意と愛情を分け合っているからこそ実現することだ。誰もが全力を尽くし、それこそが重要なんだ」と語った。

 ハビエル・サネッティにとっては、再びインテル・フォーエバーと共に思い出の地で手にした栄冠でもある:「現役引退から4年経ち、8年前我々にとり特別な場所となったこのスタジアムへと再び戻ってきた」

 またサネッティはインテルのトップチームについても言及し「現在はディレクターとしての考えが先行するが、彼らは常に感銘を与えてくれる。監督、そして選手たちはチャンピオンズリーグに相応しい。彼らが素晴らしい試合をすることを期待している。監督は非常にインテリジェントで、就任当初からインテルという環境、またクラブの持つスピリットを理解してくれた」とコメントした。


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