ラツィオ対インテル戦の統計データ

 2017-2018シーズンセリエA第38節の対戦に関する興味深い統計データを紹介する。

 ミラノ発 - Opta社の協力の下、20日(日)にローマで行われるラツィオ対インテル戦の統計データを紹介する。

 スタディオ・オリンピコで行われる今試合はセリエAで両チームが対戦する150試合目となる。対戦成績はネラッズーリの61勝に対しラツィオは35勝。53試合がドローに終わっている。インテルは対ラツィオ戦直近8試合で4勝を挙げ2敗を喫した。

 セリエAでのインテル対ラツィオ戦における最多スコアは1-1(28試合)だ。このスコアに終わった直近の試合は2008年3月まで遡る。ビアンコセレスティはセリエA対インテル戦直近3試合中2試合を無得点で終えたが、それ以前の12試合全てでゴールを奪っている。スタディオ・オリンピコでの同対戦は2008年3月以降、引き分けに終わった試合はない。この間ラツィオは5勝を挙げ、インテルは4勝を挙げている。

 ラツィオはユヴェントスに敗れた3月3日以来、リーグ戦で無敗を誇っている。10試合にわたる無敗記録(5勝5分)は現在セリエAにおける最も長い記録だ。

 ラツィオは今季クラブ史上最多となる得点(87得点)及び勝点(1999-2000シーズンタイの72ポイント)を獲得、またリーグ戦でクラブ史上1シーズンあたり最多となる21勝を達成した。インテルは今季2010-2011シーズン(76ポイント)以来最多となる勝点を獲得、また26ゴールでシーズンを終えれば2007-2008シーズン以来最低となるゴール数を記録することになる。

 両チーム共にヘディングによる最多得点(共に14得点)を記録、また同時にクロスから最も多くのゴールを奪っている(インテル18得点、ラツィオ16得点)。特筆すべきはセットプレーからラツィオが最も多くの得点(27得点)を挙げているのに対し、インテルの奪ったゴールはリーグ最低の6得点にとどまっていることだろう。

 マウロ・イカルディはインテルでセリエA100ゴールを達成する8人目の選手として残り1ゴールまで迫った。ラフィーニャはリーグ戦直近5試合のうち4試合で最低1得点に絡み、2ゴールと2アシストを記録している。ミラン・シュクリニアルサミル・ハンダノヴィッチはこれまでリーグ戦全試合に出場を果たし、20日(日)も同様に出場すればこの10年間インテルでリーグ戦全試合出場を果たした4人目と5人目の選手となる。この記録を達成したのは2016-2017シーズンのカンドレーヴァ、2009-2010のジュリオ・セザール、またハビエル・サネッティに至っては2シーズンで全試合出場を果たしている。


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