サネッティがオックスフォードのリンカン・カレッジを訪問

 ネラッズーリの副会長が、権威ある大学で行われたスポーツ倫理とその価値に関するミーティングに出席した。

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 オックスフォード発 - ネラッズーリ副会長のハビエル・サネッティが昨日、オックスフォードのリンカン・カレッジで行われたスポーツ倫理とその価値に関するミーティングの主役となった。イベント主催者でオックスフォード大学イタリアン・ソサイエティー名誉会長のジョヴァンニ・パスクアリと同ソサイエティー会長のクリスティアン・トロヴァートに招かれたサネッティは、リンカン・カレッジのオークショット・ルームで学生を前に1時間以上にわたり講演を行った。以下にサネッテイの発言を紹介する。

 「私たちのやることを見ている子どもたちのために、私たちはポジティブなロールモデルにならなければならない。そのことを忘れるべきではない。私の家族による教育は、私が人生で重要なことを見失わないために大いに助けになった。私たちの行動は何百万人もの人に見られている。私たちはスポーツの教育的で肯定的な価値を広め、子どもたちが敬意と信義をもって成長する手助けをしなければならない」

 「私の子ども時代の夢はいつもサッカーをプレーすることだった。両親の例は、自分がすること全てに犠牲が必要だと教えてくれた。このスポーツにかける情熱は、私が成長するにつれてますます大きくなった。でも、小さすぎるから選手になれないとコーチに言われたときのショックをまだ覚えている」

 「その後、私は父と共に働き始め、彼が毎日どれほどの労力を費やしているかを実感した。ある日、建築現場で一緒に壁を壊している時、大きくなったら何がしたいかと突然父に聞かれたんだ。私はただサッカーがしたいと答えた。そして、以前チームで経験した深い失望から立ち直り、もう一度挑戦した。私のサッカー選手としてのキャリアは、このようにして始まったんだ」

 「まだ若い選手としてアルゼンチンを去ることは難しかったし、インテルから声が掛かるとは思っていなかった。当時私は小さいチームでプレーしていて、ヨーロッパでサッカーをするようになるのはまだ先だと思っていた。だから最初は怖かったよ。でも幸運なことに、常に素晴らしい人物が私のそばにいてくれた ― 私の妻のパウラがね。これは重要な決断で私の人生を大きく変えたが、私は常に地に足をつけているし、自分がどこから来たのか忘れることはない。これが、人生で正しいバランスを保つための秘訣だ。試合時間の90分が過ぎた後、サッカーシューズを脱いで普通の靴を履き、普通の人に戻ることに苦労したことはない。それは私にとって常に普通のことだった」

 「サン・シーロで最初の記憶は何か?メアッツァでプレーするのが待ちきれなかったよ。ヴィチェンツァと対戦したデビュー戦を覚えている、ロベルト・カルロスのゴールでインテルが1-0で勝った。試合は日曜日だったが、夜にライトアップされているところを見るために金曜日に両親を連れて行った。2日後にここでプレーするだろうと彼らに言ったときの気持ちは、とても言い表せないよ。一番好きなポジション?どの監督も私を信頼してくれ、彼らが必要と思う場所で起用されたから、中盤と守備のほとんど全部のポジションでプレーしたことがある。でも一番好きなのは中盤の右サイドだ。三冠を達成した年はマイコンと同じサイドでプレーしたが、彼とは素晴らしい関係が築けた。彼が攻撃に参加するときは私がカバーに入った。そして私がいるから急いで戻る必要はないと、彼もわかっていた」

 「キャプテンの役割について?キャプテンは1つの例を示さなければならない、一番大きな声で叫んでいる選手ではない。私はとても若いときにキャプテンになったが、チームメイトは全員私がチーム以外に関心を持っていないとわかっていたから、私を尊重してくれた」

 「なぜPupi財団を設立したか?サッカー以外に私が情熱を注いでいるのは、困難な状況にいる人々を助けることだ。アルゼンチンの歴史上最も困難な年といえる2001年、パウラと私は、今こそ私たちよりも恵まれていない人々のために何かするべきだと考え、決断した。最初は34人の子どもたちから始まったものが、今では1000人以上に発展した。始めたときは、これほど大規模になり世界的な注目を集めるとは思っていなかった。このようになったのは、イタリア人の寛大さのおかげでもある」

 「外国からの投資家について?海外の投資家が私たちのサッカーに直接関わりたいと考えることはとても良いことだと思う。経済的な観点だけでなく、文化的・社会的な観点からもね。蘇寧はその大変重要な例だ。私たちは国際的なファミリーで、社会的コミットメントは私たちのDNAだ。これが私たちの出発点であり、チャン氏とその家族はそのことを1日目から完璧に理解した」

 「ロベルト・マンチーニがイタリア代表の新監督になったことについて?まず第一に、彼は大変優れたサッカー専門家で、イタリアサッカーについて熟知している。簡単ではないだろうが、彼が素晴らしい仕事を成し遂げると確信している。彼がどの選手を起用できるのかということと、その選手たちが全力を尽くそうとする強い意志も重要になる。それにマンチーニは国際試合での経験も豊富だから、それをアズーリでも活かすことができる」

 


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