#DERBYMILANOの関連データ

 Opta社協力の下、明日18時30分(日本時間5日1時30分)にサン・シーロで行われるミラン対インテル戦に関するデータをまとめた。

 ミラノ発 – 4月4日(水)現地時間18時30分(日本時間5日1時30分)、一度延期されたセリエA第27節が行われる。Opta社の協力の下、ACミランとの戦績やこの対戦に関する興味深いデータを紹介する。

 今シーズン第27節のACミラン戦は、セリエAで168回目のデルビー・デッラ・マドンニーナとなる。この対戦カードの戦績を見ると、過去167試合のうちインテルは62試合に勝利しているが、それに対してミランの勝利は51試合、引き分けは54試合と、統計データ上はインテルが優勢だ。ネラッズーリはミラン相手に特にアウェイ戦で強さを誇り、その戦績は32勝27敗24分となっている。インテルは直近4試合をクリーンシートで終えているが、同クラブが5試合連続で無失点を記録したのは2005年8月が最後となる。

 ネラッズーリはセリエAの直近2試合で、その前の10試合で決めたゴールと同数の計8ゴールを決めている。インテルは今季、セットプレーから既に18ゴールを記録している。またインテルは18本のシュートをポストまたはクロスバーに当てているが、これは今季セリエAで最も多い。対するミランの枠直撃シュートは、今シーズン前半のミラノダービーでの2本を含む9本だ。

 マウロ・イカルディはインテル加入以降セリエAでミラノダービーを9回経験しており、そのうちの最初の7試合は無得点に終わったものの、直近2試合で計4ゴールを決めている。また同選手はセリエA直近2試合で計6ゴールを記録したが、これはその前の13試合の合計得点数よりもわずか1得点少ないだけだ。

 イカルディは前節でのゴールにより、イシュトヴァーン・ニヤーシュ(1948-49、1949-50、1950-51シーズン)とジュゼッペ・メアッツァ(1929-30、1930-31シーズン)に次ぎ、セリエAで少なくとも2シーズンで24ゴール以上を挙げたインテル史上3番目の選手となった。なおイカルディは、あと1ゴールでセリエAでの1シーズン自己最多得点記録を更新することになる。

 アントニオ・カンドレーヴァはインテルに移籍して以来、ミラノダービー全3試合でインテルの得点に大きく貢献している。同選手は昨シーズンのACミラン戦2試合で1ゴールずつ決め、今シーズン前半の対戦では先制点をアシストした。イヴァン・ペリシッチは2015年9月にセリエAデビューを果たしたが、その時の対戦相手がACミランだった。ペリシッチはセリエAでのミラノダービー直近3試合で1得点3アシスト(イカルディの2ゴールとカンドレーヴァの1ゴール)を記録している。

 ルチアーノ・スパレッティにとって、セリエAでミランと対戦するのは今節で23回目となる。同監督のこれまでの対ACミラン戦の戦績は11勝7敗4分とポジティブなものだ。スパレッティが前回セリエAでミランに敗北したのは2006年5月まで遡る。この試合以降、同監督は直近5試合連勝を含む8勝2分という好成績を残している。


 English version  Versión Española  Versi Bahasa Indonesia  中文版  Versione Italiana 

読み込み中