ジャチント・ファッケッティがW杯史の中で最重要選手の1人に選ばれる

 フランスのサッカー雑誌がファッケッティの名を同誌のリストに記した。

 ミラノ発 - 2018年ロシアW杯開幕まで3ヶ月を切り、フランス・フットボールがW杯の歴史上で最も重要な選手100名のリストを公表し、その中にジャチント・ファッケッティの名が記されていた。

 特に同誌は戦術的に多才で強靭さを示して1970年W杯最高の左サイドバックの1人として名を馳せた当時イタリア代表主将ファッケッティのパフォーマンスにフォーカスを当てた。準決勝で西ドイツ代表を延長戦の末4-3で下したイタリア代表は結果的に決勝でブラジル代表に敗れた。ジャチント・ファッケッティはイタリア代表DF選手として初めてW杯2大会連続でキャプテンマークを巻いた選手である。その後、パオロ・マルディーニ(1998年フランスW杯、2002年日本&韓国W杯)、ファビオ・カンナヴァーロ(2006年ドイツW杯、2010年南アフリカW杯)がファッケッティに続いた。

 フランス・フットボールは1970年W杯開幕の数日前に書いたことを復刻した:「ジャチント・ファッケッティは完璧な紳士だ。そしてイタリア代表主将で優しくて賢く、笑顔を絶やさない。フランス語を話せる。個人的に彼は1966年の北朝鮮戦での悲劇を経験した。そしてそれを忘れていない。1968年欧州選手権でもイタリア代表主将を務めている。今日、彼はイタリア代表にとって良いW杯なると確信している」


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