サンプドリア 0-5 インテル:ネラッズーリのゴールショー

 インテルは敵地でのサンプドリア戦で圧巻なパフォーマンスを披露した。イヴァン・ペリシッチが先制弾、マウロ・イカルディが4ゴールを奪った。

 ジェノア発 – ルチアーノ・スパレッティ率いるチームはチャンピオンズリーグ出場権争い明確なメッセージを送った。18日(日)昼に行われた今季セリエA第29節サンプドリア戦、インテルはペリシッチの先制点、セリエA通算100ゴールを達成したマウロ・イカルディの4ゴールで5-0の勝利を掴み、勝点を55に積み重ねて暫定4位に順位を上げた。

 キックオフからインテルは今日の試合がどう動くか示した。2分、ジョアン・カンセロが右サイドから素晴らしいクロスをあげ、ゴール前でマウロ・イカルディが走り込むも一歩届かず。13分に再びジョアン・カンセロが攻撃の起点となる。カンセロからロングパスを受けたアントニオ・カンドレーヴァが敵陣右サイドをドリブルで駆け上がり、ゴール前に低めのクロスを送る。そこに走り込んで来たインテル背番号9が右足でダイレクトシュートを放つも、上手くミートせず枠から大きく外れた(13分)。22分過ぎにラフィーニャ、イヴァン・ペリシッチ、ダニーロ・ダンブロージオ、カンセロがサンプドリアゴールを襲うもネットを揺らすこと出来ず。しかしその数分後にネラッズーリが先制弾を奪う。カンセロが右サイドからアーリークロスを送り、ペリシッチがボックス内で打点の高いヘディングシュートを放つ。ボールは美しい軌道でゴール右上に吸い込まれた(26分)。そしてここからインテル主将のゴールショーが始まる。まずラフィーニャが獲得したPKをゴール左に沈め、セリエA通算100ゴール目を記録した(30分)。120秒後にはペリシッチのクロスから右足のヒールでドッピエッタ(32分)、前半終了直前にはラフィーニャのヒールシュートのこぼれ球を押し込み、前半だけでトリプレッタを達成した(44分)。一方、サンプドリアにも決定機が訪れる。34分にプラートがインテルゴール前で左足でゴールを狙うも、サミル・ハンダノヴィッチが足でセーブ。41分にはザパタがポスト直撃のヘディングシュートでインテルゴールを脅かす。しかしスコアは0-4でハーフタイムを迎えた。

 後半も3ゴールを決めたイカルディの勢いは止まらなかった。後半開始から6分、バレットのクリアボールをイカルディが右足ダイレクトで叩く。ボールはワンバウンドしてGKヴィヴィアーノの頭上を越え、ゴール左サイドネットを揺らした(51分)。完璧に試合を決定付けたインテルはペースを落としながらも、更なるゴールを狙う。77分、右サイドからカンセロ、ペリシッチと繋いで最後はカンドレーヴァがシュートフェイントから右足で狙うも相手DFにブロックされる。82分は今日4ゴールのインテル主将と交代してピッチに入ったエデルが相手守備陣の裏に抜け出してシュートするが、右ゴールポストの横を通過した。そして主審タリアヴェントは後半アディショナルタイムをとることなく、試合終了の笛を吹いた。

サンプドリア 0-5 インテル(前半0-4)
得点者:
ペリシッチ(26分)、イカルディ(30分 PK、32分、44分、51分)

インテル:1 ハンダノヴィッチ;7 カンセロ、37 シュクリニアル、25 ミランダ、33 ダンブロージオ;77 ブロゾヴィッチ、5 ガリアルディーニ;87 カンドレーヴァ(11 ベシーノ77分)、8 ラフィーニャ(20 ボルハ・バレロ 75分)、44 ペリシッチ;9 イカルディ(23 エデル 66分)
ベンチ:27 パデッリ、46 ベルニ、2 リサンドロ・ロペス、17 カラモウ、21 サントン、29 ダルベルト 
監督:ルチアーノ・スパレッティ

イエローカード:ラミレス、カプラーリ、ラフィーニャ
アディショナルタイム:1+0分

主審:タリアヴェント
副審:ランゲッティ、モンディン
4審判:ピンツァーニ
VARマッツォレニ、パガネッシ


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