トリノ発 - インテルはアリアンツ・スタジアムで苦戦を強いられたが、勝点1を獲得してトリノを去ることに成功した。今夜のユヴェントス戦を0-0で終えたインテルは勝点を40とした。2位のナポリは明日、フィオレンティーナと対戦する。
キックオフからアウェイのインテルがボールをキープし、ボールを失っても高い位置からプレスを仕掛けゲームの主導権を握る。だが最初にチャンスを迎えたのはユヴェントスだった。9分、右サイドからフアン・クアドラードがクロスをゴール前に送り、流れたボールがゴール前にポジショニングしていたマリオ・マンジュキッチに渡る。同ユヴェントス選手が放ったシュートはインテル守護神サミル・ハンダノヴィッチがセーブ。ユヴェントス背番号17はこぼれ球を頭で押し込んだが、ゴールライン手前でミランダがクリア。その後は両チームともボールをボックス内まで持ち込むが、決定機を迎えることが出来なかった。37分にはケディラがゴール前で右足を振り抜いたが、ハンダノヴィッチが阻止。前半終了間際にはクアドラードのクロスをマンジュキッチが打点の高いヘディングでインテルゴールを脅かすが、ゴールバーに嫌われ先制点とはならず。両チームともネットを揺らすことなくハーフタイムを迎えた。
両チーム交代カードを切らずに後半に臨んだ。先制点を狙うユヴェントスは果敢に攻撃を仕掛け始める。右サイドからクアドラードがクロスを送り、ゴール前にフリーでポジショニングしていたマンジュキッチに繋がるがトラップミスでチャンスを潰してしまう(52分)。その2分後、再びユヴェントス背番号17がボックス中央付近からミドルシュートを放つ。しかしハンダノヴィッチの正面。60分、クアドラードをマークしていたイヴァン・ペリシッチのヘディングクリアが自陣ゴールに向かうがハンダノヴィッチが触ってCKへ逃れた。その後もケディラ(68分)、アサモア(71分)のシュートがインテルゴールを襲ったが、先制弾とはならず。インテルもダニーロ・ダンブロージオのクロスからマルセロ・ブロゾヴィッチがゴールを狙う。しかし、ボールは僅かにゴールバーの上を通過した。試合終了5分前、ブロゾヴィッチが相手ボックス中央手前から左足を振り抜くが枠外。そして両チーム最後まで得点することは出来ず、試合終了のホイッスルが鳴った。
インテルは12日(火)TIM Cupでポルドーネと対戦した後、16日(土)にサン・シーロに戻って今季セリエA第17節ウディネーゼ戦に臨む。
ユヴェントス 0-0 インテル(前半0-0)
ユヴェントス:23 シュチェスニー;2 デ・シリオ、4 ベナティア、22 アサモア;6 ケディラ(10 ディバラ 75分)、5 ピャニッチ(30 ベンタンクール 85分)、14 マテュイディ;7 クアドラード、9 イグアイン、17 マンジュキッチ
ベンチ:16 ピンソーリオ、24 ルガーニ、8 マルキージオ、11 コスタ、12 サンドロ、15 バルザーリ、24 ルガーニ、27 ストゥラーロ、33 ベルナルデス
監督:マッシミリアーノ・アッレグリ
インテル:1 ハンダノヴィッチ;33 ダンブロージオ、37 シュクリニアル、25 ミランダ、21 サントン(29 ダルベルト 63分);11 ベシーノ、20 ボルハ・バレロ;87 カンドレーヴァ(5 ガリアルディーニ 69分)、77 ブロゾヴィッチ、44 ペリシッチ;9 イカルディ(23 エデル 85分)
ベンチ:27 パデッリ、46 ベルニ、7 カンセロ、10 ジョアン・マリオ、13 ラノッキア、17 カラモウ、55 長友、99 ピナモンティ
監督:ルチアーノ・スパレッティ
イエローカード:ベナティア、ブロゾヴィッチ、イグアイン、ペリシッチ、サントン、ダンブロージオ、ベシーノ
アディショナルタイム:1+3分
主審:ヴァレリ
副審:ジャッラティーニ、ドボシュ
第4審:バンティ
VAR:イッラティ、メリ
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