スパレッティ「我々は正しい道程にあるが先を急ぐ必要がある」

ネラッズーリの監督はベネヴェント戦を目前に控え「我々は要求水準を高く保ち、油断してはならない。常に多くのことを望んでいる」と語った。

 アッピアーノ・ジェンティーレ発 - ルチアーノ・スパレッティ監督率いるインテルは10月1日(日)現地時間15時から、2017-2018シーズン第7節となるベネヴェント戦をアウェイで戦う。スタディオ・チーロ・ヴィゴリートでの試合を目前に控え監督は「我々は要求水準を高く保ち、自分達の望むチームにはまだなれていないことを自覚する必要がある」と語り、「このことは我々に油断することなく素早い判断を下すことを求め、我々を相手にとり予測しにくいチームにする。これまで多くのポジティブなことが行えてきたが、決定的な0,1秒、0,1センチメートルの利点を活かすことが出来れば、これは我々にとって大きな助けとなる」と続けた。

 「判断を下し、それを実行に移す上での素早さを求めている。我々はボールタッチがあまりに多く、また判断速度も幾らか遅い。大部分においては上手く出来ているが、実行に移すスピードを更に上げる必要がある。我々のチームは運が良かったか、だって?何を目標にしているかを考えれば、ここまでは正しい姿勢を保てているといえるだろう。我々は正しい行いをし、幸運はそれを求める者のところへ転がり込むものだ。サッカーにはプレーと本能的なものが求められ、この点において我々はもっと多くを行う必要がある。なぜなら我々はインテルであり、また自身のファン達から情熱とはなにかという手本を示されているからだ」

 「我々は良い選手を数多く有しており、彼らとサッカーのアイデアを共有したいと考えている。選手達は我々と考えを共にし、正しい道程を歩んでいることを確信させてくれる。シーズンスタートについての評価?成績という意味でなら、首位は評価に値するものだが、それが全てではない。我々は前進、進歩することを望んでいる。毎日時間を上手く使い、より向上するためにプロフェッショナルに仕事を行っている」

 「イカルディ?まずいプレーをしたりスランプに陥っている選手を見た記憶はないよ。コンスタントさを求める立場からすれば、我々は調子を崩したがそれも成長の一過程だ。私はマウロにもっと後方へも動くように求め、彼はそのことに集中した。彼がそれを活かすことができると私は信じている。我々はいいパスでなくてもいいから前線へより素早くボールを回す必要がある、良いパスを受けなくても彼は上手く切り抜けることができるからだ。彼は私が指導した中でも、最も巧い選手の1人に入る。ファンホイスデンの怪我?彼の回復を皆が祈っているよ、彼はインテルの未来を担う選手であり、良い若者だ。年齢にしては彼は非常に分別がある。あのようなことは起こってはならない。我々は彼と共にあり、復帰を待ち望んでいる。インテルは彼のような才能を持つ若手を必要としているからね」


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